花は咲くか (1) (バーズコミックス ルチルコレクション)
- 幻冬舎コミックス (2009年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784344818279
感想・レビュー・書評
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出会いは最悪だった広告代理店勤務の桜井と美大生で日本家屋の下宿屋の大家であり資産家の水川蓉一。
苦手だと思っていたが、次第にお互いの事が気になりだしていく。
ぶっきらぼうで愛想のない蓉一が桜井にだけは興味を持っている様子。
桜井ももういい年なのに子供のように蓉一につっかかって。
木の生い茂る日本家屋の屋敷が皆の憩いの場なのだなあとうらやましく思いました。
お話もゆっくりと流れて蓉一を取り巻く大人達の思惑とか、一緒に暮らしている従兄弟の諸事情とかがすんなりと入ってきます。
人間性が生きている、そう思いました☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙に惹かれて購入!
主人公の桜井さんが人間らしくてとても良い。
というのも、怒ったり笑ったりの感情にすごく共感できるから、桜井さんが恋心に気づいちゃうところなんかも一緒になって胸キュンできました。
何より、主人公がおっさんで相手が大学生ってところが素敵(笑
絵がとにかくキレイで、これから目立ってくるであろうサブキャラ達も魅力的で楽しみです。 -
日高さんの漫画って、こんなに面白かったっけ……
すごい良かった
ただ、心配なのはどっちが攻めでどっちが受けかってことだけどww -
綺麗で神経の行き届いた絵柄が好みの作家さんです。
仕事中心に生きてきたサラリーマン×他人に無関心な大学生。
二人の出会いから、微妙に意識し合うまでが桜井の視線で描かれています。ごくスローな流れなので、下手すると間延びしそうですが、そこは素晴しい画力でしっかりと読者の心をつかんできます。蓉一の住む由緒正しき日本家屋とその庭園とか、桜井のさり気ない仕草に感じる大人に見えて案外かわいい?ところとか。話の進行がゆっくりなので、読んでいるうちにいろいろ見えてくるものがいっぱいあります。
苦手な相手のはずなのに、なんだか気になって意識し始めて、そして気がついたら恋に堕ちていて。長年忘れていた感情にふりまわされて、桜井はこれからどうするんでしょうね。人生守りに入っていた中年男が、攻め姿勢に変わるのは素敵だと思います。この二人CPになったら、受攻どうなるのかな?
…何にしろ、前向きに頑張る姿はかっこいい。とても楽しみ。
長く連載してるみたいですが、1巻の時点でほんの序章みたいですね。この先、話がどう転がって進展していくのか気になります。
うっとりするくらいきれいな絵ですが、びっくりするくらい絡みがないので★は減ってます。 -
絵柄が好み。
一巻ではこの二人がどう発展してくねんて思ったけど。
いいね!ツンデレは嫌いじゃないよ。
ツンが10あろうと1のデレさえあれば幾らでも萌える事ができる! -
澄んだ空気感が好き。2人の距離がなかなか縮まらずもどかしい。ツンキャラがデレる瞬間を早く見たい。
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すべてがつぼで好きでのたうちまわった。装丁もきれいで好きです。
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美大学生の水川と広告代理店に勤める桜井さんの最悪の出会いから始まるお話ですが古い日本家屋に住んでる設定とか絵を描いてたりとか背景的な小ネタも楽しめて人間関係も自然に進んでいくのでテンポよく読めます。
後半の桜井さんの自分の気持ちへの気付きの場面の描写がとてもお気に入りです。 -
蓉一の「デレ」がいつ描かれるか…楽しみ!!
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似非無口受が横行するなか、久しぶりにいい無口受を読ませてもらった