金閣寺に密室: とんち探偵・一休さん (祥伝社文庫 く 11-3)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 154
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330644

感想・レビュー・書評

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  • 20120201
    面白かったー
    ひそかむろって響きがなんとなく好き。
    一休のとんち部分が解決されるのでそれも面白いです。
    もっとユーモアっぽい話かと思ったら、本気だったので、
    すごく読み応えがありました。
    あまり歴史物を読まないのですが、
    史実に沿って物語になっているのはロマンがありますね。

  • これもまた作者を見くびったらどんでん返しくらった一冊。ミステリを甘く見てはいかんね。一休さんは誰もが知ってる頭のいいお坊さん。だったら探偵役にはぴったりだけど、その時代をミステリにするのは難しいと思うわけですよ。史実に忠実じゃなければいけないし、それだけだとつまらないし。いい感じのバランスで面白い。歴史物をあまり読まない僕にとっては、謎が深刻になる中盤までがきつかったけど、あとは一気に読めました。

  • アニメで見てた一休さんの登場人物がそのまま登場。もちろんミステリとしても大満足。「ひそかむろ」って響き、惹かれちゃうなぁ。

著者プロフィール

鯨統一郎
一九九八年、『邪馬台国はどこですか?』でデビュー。大胆な歴史解釈から、日本の常識を覆す独自の作品が話題を呼ぶ。以来、歴史だけではなく幅広い題材を用いて、次々と推理小説を発表している。著書に「喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿」シリーズ、「ハウスワーク代行・亜美の日記」シリーズ、「女子大生桜川東子の推理」シリーズ、「歴女美人探偵アルキメデス」シリーズ、『タイムメール』『女子大生つぐみと古事記の謎』『作家で十年いきのびる方法』など多数。

「2022年 『カルトからの大脱出』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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