- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396631895
感想・レビュー・書評
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
あの時死んだのは、あなたのほうだったんだ…。名手・小池真理子が「掌編小説」で描き出す“恋”と“幻想”。
ぞっとしつつ、ぞくっとする。
そして何度目だろう?「くちづけ」が収録されている本を読む。
この短編好きだわ。
背負われているときの感じ、なんとも言えないと思う。 -
短編集の中でも、本当に作者の方が言っているように本当に短い17編の、まさに掌の小説だなと思ったが、短ければ短いほど出てくる難しさもあると思うが、それぞれに味のあるいい本だった。どれもいいと思うが、中では約束、愛しい嘘、白い水着の女、くちづけ、年始客、旅路が特に好きな話だ。
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掌篇小説集。どことなくなつかしいような話、少し不思議な話。
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ショートショート。ちょっぴりホラーな恋愛が主。ゆるい話、インパクトのある話、スパイスの効いた話、メビウスの輪のような話など、楽しませ方をいろいろもつ本。私は「愛しい嘘」と「白い水着の女」が好きになれた。
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感想としては可もなく不可もなく。
なんだか同じよーな話が続いているのがちょっと気になりました。
死にネタがおおいなぁという印象を受けました。多分全体の半分くらいなのでしょうが。
一本だけ、死んだ彼女から電話がかかってくる、という話があったのですが、それはとても印象的でした。悲しみがざぁっと広がっていく感じがした。