- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632687
感想・レビュー・書評
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タイトルからして変わっていることもあって、途中からどうなるのか心配しましたが、最後に舞台はアメリカへ移動、あの9・11のテロへと絡んで展開し、最後は謎の人物が登場してきます。この辺りから、文の雰囲気が変わります。
タイトルに惹かれて読みました。ストーリーに引き込まれたり、引いてしまったりを繰り返しながら読了。前半の雰囲気は好みだったし面白かったのに、途中で変わった時はありがちに思えてしまって、残念に思いました。
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個人的にはつまらんかった。
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突拍子もない柴田哲孝の中では
読めるし納得しやすい
4.1 -
SFなんでしょうか?天狗の正体がありきたり。KAPPAの方が良かったかな
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ミステリの部分は骨太に煽ってくるし、人間関係も重厚で非常に読み応えがあります。SF要素ありきのミステリなのですが、それをご都合主義に感じさせず、丁寧に世界を描いていきます。
ただ最後の落とし方だけが少し拍子抜けだったかな…。その存在自体はありだと思うし、それが答えならそれでいいと思うのだけれど、それほど知能の高い生き物であるならやっぱり動機の部分の説明は欠かせないと思うし、そうやって考えるとあの動機は弱い。というか「彼」の動きは不自然に感じられてしまう。
でも全体的に面白かったです。もう少し本格寄りのミステリとかでも面白い人かもしれない。 -
結構面白かった。けど、ありがちな話しっちゃー話し。
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まったりが好きだけど、たまには刺激が欲しくなる。連続殺人事件にみえて、異質な謎が絡む内容。展開、設定とも面白い。ただ、ラスト付近になると、非常に尻切れトンボの印象でだれてしまった。どんでん返しを期待してると、それなりに工夫はあるが、何となく肩透かしを喰った感じ。全体としては合格点で、他の作品も読んでみたい。
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トンデモ設定を真面目に語るミステリー
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これは・・トンミス(トンデモミステリー)なのか?!
現役を引退したジャーナリストが、過去の迷宮入り殺人事件の謎を追う。
・・と書くとふつうなんですが、うーん何書いてもネタバレに
なっちゃいそうな内容で悩む。
わたしはハードボイルドが苦手なので、主人公の行動や思考が
鼻についてイラッとしましたが、主人公と同年代の男性からすると
コレってかっこいいのか?エー
まあ価値観の違いなので、ハードボイルドが好きで、UMAが好きな
方にはオススメします。