TENGU

著者 :
  • 祥伝社
3.21
  • (9)
  • (30)
  • (53)
  • (11)
  • (7)
本棚登録 : 196
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632687

感想・レビュー・書評

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  •  タイトルからして変わっていることもあって、途中からどうなるのか心配しましたが、最後に舞台はアメリカへ移動、あの9・11のテロへと絡んで展開し、最後は謎の人物が登場してきます。この辺りから、文の雰囲気が変わります。
     タイトルに惹かれて読みました。ストーリーに引き込まれたり、引いてしまったりを繰り返しながら読了。前半の雰囲気は好みだったし面白かったのに、途中で変わった時はありがちに思えてしまって、残念に思いました。
     

  • 個人的にはつまらんかった。

  • 突拍子もない柴田哲孝の中では
    読めるし納得しやすい
    4.1

  • 色々難はありますが、とりあえず最後まで一気に読んでしまいました。
    最後は「これからどーすんの!?」て思いましたけど。
    UMA系が好きでハードボイルドちっくな主人公をスルーできて
    エログロ好きなら楽しめます。
    主人公モッテモテのかっこつけー&頭と股のゆるい天使な女、といういつものパターンではありますが、
    意表をつかれないぶん寝る前にも読みやすい。

  • SFなんでしょうか?天狗の正体がありきたり。KAPPAの方が良かったかな

  • ミステリの部分は骨太に煽ってくるし、人間関係も重厚で非常に読み応えがあります。SF要素ありきのミステリなのですが、それをご都合主義に感じさせず、丁寧に世界を描いていきます。
    ただ最後の落とし方だけが少し拍子抜けだったかな…。その存在自体はありだと思うし、それが答えならそれでいいと思うのだけれど、それほど知能の高い生き物であるならやっぱり動機の部分の説明は欠かせないと思うし、そうやって考えるとあの動機は弱い。というか「彼」の動きは不自然に感じられてしまう。
    でも全体的に面白かったです。もう少し本格寄りのミステリとかでも面白い人かもしれない。

  • 結構面白かった。けど、ありがちな話しっちゃー話し。

  • まったりが好きだけど、たまには刺激が欲しくなる。連続殺人事件にみえて、異質な謎が絡む内容。展開、設定とも面白い。ただ、ラスト付近になると、非常に尻切れトンボの印象でだれてしまった。どんでん返しを期待してると、それなりに工夫はあるが、何となく肩透かしを喰った感じ。全体としては合格点で、他の作品も読んでみたい。

  • トンデモ設定を真面目に語るミステリー

  • これは・・トンミス(トンデモミステリー)なのか?!

    現役を引退したジャーナリストが、過去の迷宮入り殺人事件の謎を追う。
    ・・と書くとふつうなんですが、うーん何書いてもネタバレに
    なっちゃいそうな内容で悩む。

    わたしはハードボイルドが苦手なので、主人公の行動や思考が
    鼻についてイラッとしましたが、主人公と同年代の男性からすると
    コレってかっこいいのか?エー
    まあ価値観の違いなので、ハードボイルドが好きで、UMAが好きな
    方にはオススメします。



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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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