夏雪ランデブー 2 (Feelコミックス)

著者 :
  • 祥伝社
3.98
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本棚登録 : 913
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396765033

感想・レビュー・書評

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  • なんとなんと、今巻では葉月の体に島尾の魂が入ってしまいます…
    六花さんと島尾の思い出の遊園地にあえて彼女をデートに誘った葉月。彼女の思い出を上書きできればとの作戦だったのですが、結果は彼を忘れられず涙する六花さんを目の当たりにすることに。こうなったら島尾を成仏させようと、「一度だけ体をかして欲しい」という彼の願いを受け入れる決意をします。なんともファンタジーな設定なのですが、その結果どうなったのかといえば、どうにもならない!葉月の体をかりたものの、六花さんに本当の事を言えず、葉月のふりをして生活する島尾。いつもと同じ距離だけれど、声をかけて、返事が返ってくる幸せに涙します。はあ…つらい…。

    亡くなった人は忘れて、生きている人同士で上手いことやればいいじゃんって理屈で思うこともあるんですが、そうはいかないもんですよね。年下の男子に言い寄られて六花さんも舞いあがる一方で、六花さんにとって島尾が運命の人だったわけだから、彼の面影を探してしまう……つらい……。
    そんな中どうせいつか返す葉月の体だからと、変な眼鏡買ったり、自分で髪の毛切ってしまう島尾は良いキャラしてる。

  •  読了。
     今巻急に切な過ぎて泣けてきた。島尾君のヤキモチと切なさが痛い。

     前に読んだ関根君と同じ作者と気付いた。だからか。あの切なさがある。
    (210617)

  • 前巻の終わりに怪奇現象起きたから怖い方向に話が進むのかと思ったけど、そーゆうわけでもないみたい。今回は葉月が島尾に体を貸すことに。憑依ですね。憑依された葉月くんの意識は夢の中?物語の中に。葉月の体を借りた島尾は六花の名前を呼んで返事をしてもらえる幸せを噛み締めたり。前巻では3人それぞれの視点で切なさとか感じたもんだけど、今回は島尾の気持ちが大きかったような気がする。体借りたけど、憑依したけど切ない。六花の気持ちが少しずつ動いてる事を実感するんだもんね。背中流させてはなかなか響いたんじゃないだろうか。辛いだろうね。私個人としては、憑依して六花とやり取りする中で島尾の癖だったり面影だったりが見えてくるもんじゃないかと思ったけどそんな事はなさそうだったな。いつかはこうなるなら今でいい、今がいい。切ない!

  • 店長の気持ちもわかるけど、それに周りが振り回されるなら、この女ずるいなーって思ってしまう。

  • 若いバイト君の肉体を、幽霊の夫がレンタル。体はバイト、心は夫。一方、バイト君は物語の世界に。ふわふわしてるけど、みんな幸せになればいいのに、と先が期待できる展開。

  • 話が動き出してきた。まさかの憑依。片想いは切ないね…。

  • アニメで内容は知っていたものの、原作はまた違った趣があっていい。

  • 一巻参照

  • 店長ひどい。かわいい男を手玉に取って…。
    さすがに「背中流させて」はちょっとないだろうよ。
    元旦那だったからよかったものの、本人だったらどうするんだろう。

  • 1巻が葉月くん、六花ちゃん、島尾くんそれぞれに視点を置いて読めたのに、2巻は島尾くんに持っていかれてしまった。葉月くん、六花ちゃんにも立って読み返してみたけど、やっぱり島尾くんだなあ。物語が進むってそういうことなんだろうな。ちょっと辛かった。体貸すとか入れ替わりの定番のルールがゆるゆるで面白い。

  • 2013/05/18
    【やや好き】島尾との思い出がある遊園地へデートに行った葉月と六花。 六花の気持ちは過去と現在の間で揺れる。 その気持ちを知った葉月は、六花のために島尾に体を貸す。 島尾は生身の体に涙し、嫉妬し、諦めの気持ちを持ちつつもまだ六花と一緒にいたいと願う。 一方、葉月は島尾のスケッチブックの世界で六花姫と冒険中。 六花を間に葉月と島尾がお互いの何かを共有しようとしてる感じ。 正直、島尾くんは鬱陶しいけど、人の諦めの悪さってそういうものなんだろうなーと共感できるのがニクイ(笑)

  • だんなを言い訳にするなって、そのシチュエーションで、あなたが、そう言っちゃうのかあ。。切ない。。

  • 葉月くん、本当に六花ちゃん好きなんだな…

    1巻は特に島尾さんの切なさに目が行ったけど、2巻は葉月くんのひたむきさに胸が痛い。

  • 立ち読みで泣くってあるんだなって。
    買えよ。

  • ※感想は第4巻のレビューに。

  • 切ないなぁ。島尾くんの視点がやっぱり一番切ない。葉月くんも複雑っちゃ複雑な気持ちなんだろうけど、島尾くんにとっちゃ生きているだけでアドバンテージだからなぁ。

  • 葉月くんは、カッコよくて、かわいい…。

    幽霊と、入れ替わり、そしてファンタジーも出てきちゃって、でも、島尾くんの病気のコトがあるから、上にいきすぎもせず、かといって重くなりすぎもせず…それでうまぁくバランスとってるんだろうなぁ~

  • 1巻が面白かったので続けて。 
    前巻もそうだった・・・といえば、確かにそうだったかもしれないのだけど、
    突然に まさかのファンタジーが挟まれてきました。
    私は、日常に中途半端に挿入されるファンタジーが好きじゃないのですが、不思議と自然に入り込めました。
    鬱陶しいと思っていた島尾くんが切ない。

  • 葉月が自分の体に島尾を憑依させた。

    葉月に扮した島尾が六花に対して何をするのか。
    諦めて黄泉の国へ戻るときがくるのか。

    そんな葉月(実質は島尾)を介して島尾を懐古しつつ、皮肉なことに次第に葉月へ思いを寄せて行く六花の揺らぎ。

    相変わらず複雑な三角関係が、ひとつも無駄な言葉や場面はなく、突き刺さるような表現で描かれていて素晴らしい。

  • 六花を通すことによって、島尾と葉月は意識せずにはいられない状況、と言うのがBL臭いのだが・・・そうはいくまい(笑)

  • 結婚感を問われた気がする。

  • 揺れるユーレイ心。切ない

  • 入れ替わりと、あっちの世界。
    あっちの世界とスケッチブックと店長の関係がどうなるか。
    入れ替わった割にあまり自己主張しない元夫はどう思っているのか。

  • TSUTAYAレンタル

  • 読まないといけなくて読んでたんだけど、だんだん切なくて、泣きながら読んでしまってる。登場人物たちの心の矛盾が辛い。

    忘れてほしい
    忘れてほしくない
    忘れたくない
    忘れられない
    忘れられたら

  • 読み手としては彼がのっとっていることを知っているけど漫画の中の彼女は知らないっていう当たり前のことが面白くてもどかしくて。

  • なんかもう堪らない。切ないというか苦しいというか。誰かの願いが叶うと誰かが傷つくのがなぁ…。早く3巻読みたいー。

  • このノリの世界で生きていきたい。たまらん

  • 面白かったので即2巻買ってしまいました。主要な3人みんなどっか切ない。主人公・葉月くんの見た目と違う一途さと健気さはちょっとクラッとしちゃうよね、年上としては(笑)
    「そういうのひっくるめて なんか 多分 やっぱ とても 好きなんだ」

  • 1巻は主人公の葉月君を応援したくなっていたが、
    自分だけをずっと見ていて欲しい
    自分をさっさと忘れて幸せになって欲しい
    という両者の対立し矛盾している、しかしどちらも本音である旦那の気持ちもわかるので辛い。

    実際に六花が葉月に若干惹かれ始めているということを前提に、葉月と旦那が入れ替わり、
    葉月に旦那の面影を感じている六花だが、その六花の反応は紛れもなく葉月に対するものであり、入れ替わったとしても自分にはもう決して向けられないと痛感する旦那とのすれ違いがなんとも切なく、完璧な三角関係だとつくづく思う。

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著者プロフィール

東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』『リクエストをよろしく』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』を連載中。

「2022年 『涙雨とセレナーデ(10)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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