- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524172
感想・レビュー・書評
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★3.5 超イケメン×クールビューティ‥だけど一筋縄ではいかない典雅節炸裂!
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面白かった。イケメンと言われることに辟易としてる攻と、同じくらい美形なのにコミュ障の受。二人の会話がかみ合ってないようでいて、ちゃんと回転してるのが読んでいて楽しい。攻の受に対する気持ちが、会話をしていく中で変わっていくのが自然。楽しいしワクワクした。これがよく聞く典雅節?この作家さん読むのが二作目なので、とにかく新鮮でした。ノンケ攻が自分の気持ちを自覚するのが早い気もしたけど、結果楽しさが上回る。表紙の二人も美麗で華を添えていて、本当に良い買い物でした。
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典雅さん、やっぱり面白い。
独特の言い回し、ツボリます。なかなかないですよね。クスッとなるセリフ多いし。
タガログ語やオランダ語など、プチ雑学な言葉も面白かった。 -
やっぱり、小林典雅センセの作品は面白いです。
恋や人間関係に不器用な男たちを優しい目線で描いていて、コメディタッチで笑える中にも温かさがあるから、幸せ気分にどっぷり浸れます。
イケメンすぎて損ばかりしてきた高秋が、誤解からスタッフと間違えられ、レンタル彼氏としてコミュ障気味眼鏡美人の諒とデートを重ねるところから始まるラブ。
リーマンものだけど、主に二人のデートシーンを中心に話が進んでいて、ロマンティックな仕上がりの話でした。…二人のやりとりは、やっぱり爆笑ものだったけど!
諒の思考回路が面白すぎて、最後まで飽きることなく読み通してしまいました…w
考えすぎというか、そこまでネガティブ⁉とびっくりさせられるキャラ。でも、だんだんと本心が明らかになるうちに、なぜか妙にかわいくてほっとけなくなるのです。
Hをワサビやミョウガに喩える人、初めてwww
そんな不器用な諒に優しく接する高秋がステキでした。次第に惹かれていく高秋の気持ちがすごく伝わってきて、ドキドキして楽しかったです!元カレを見返すことができたシーンでは、胸が超スッキリ。
楽しみにしていた書き下ろし「ロマンス、ください」がとても良かったです。諒くん視点で描かれていて、ラブラブになったはずなのにまだ後ろ向きで途惑ってばかりの心情に何度もツッコミつつ、胸キュンになってしまいます。
甘い仕上がりで満足。
「国民的スターに」の真中旬もネタにされていましたww
あと、すっごくいいキャラだったのが、諒の妹の沙羅ちゃんです!あの兄に、こんなポジティブな妹がいることがまず面白かったですw
男同士のあれこれをお兄ちゃんにストレートに訊ける男前な子で、今後立派な腐女子になりそう…
くびのみやこがすごく笑えましたw
あとがきも大爆笑!いろいろ癒されました。感謝。