人生は勉強より「世渡り力」だ! (青春新書インテリジェンス) (青春新書INTELLIGENCE 204)

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  • 青春出版社
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413042048

感想・レビュー・書評

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  • 世界一の職人がそのまま金言をかけてくれる本。
    努力することに加え、人づきあいの大切さが分かります。
    もらったものは2倍返しというところから実践していきたいです。

  •   

  • 町工場のおじさんの話ですが
    ただのおじさんではない。
    痛くない注射器や精密機器を数多く作ってきた
    これぞ職人!!
    日本はもとより、世界からも絶賛されている
    そんな職人 岡野さんが書いた本。
    「愛人と別荘は持つな」ってゆうのが笑えます
    利にかなっています。w
    世渡りというより、人付き合いですかね。
    いや、ホントにすごく頭がいい。
    仕事も出来る生粋の江戸っ子魂と言ったところでしょうか。
    非常に読みやすいので
    本が苦手な方もぜひ。

  • 江戸の商売キツネの話。
    概要は
    「基礎力だけではダメだ、賢く立ち回ってアピールして仕事をとらなければ!!それは学校なんかじゃ教えてくれない、遊び、生活を通して身につけろ。」ただここで大切なのは裏付けされた技術力があっての話し。ここをわすれてはならない。
    またビジネスの場で「守破離」を実践してると感じた。基礎力を付けて応用する。「守」と「破」の工程は分かりやすいが、人がマネする前に技術をプラントごと売ってしまうという「離」を実践してるのに感銘を受けた。

  • 11046

    町工場の金型職人である著者の語り口を生かしたようなメッセージ集。もっといろいろと具体的なエピソードを聞いてみたい気がする。

  • 自分の世界にない価値観を感じて衝撃的だった。
    今の自分にはこの本は新しい発見が多すぎるので、数年したらまたぜひ読み直したい。
    文体が口語、短時間で一気に読める。

    ・人付き合いの中でのスキル・打算の話だけでなく、礼儀の考え方にもハッとさせられた。人にどんどんお返ししていく姿勢って大切だ。特に大学入って3年間経済合理性ばっかり考えてきたからなぁ‥wでも休んだ社員がいる日は豪勢な昼食をふるまうってゲーム理論みたいだって思ってクスッとした^^
    ・頭でっかちの人間には感性が足りない、と述べる個所があるが、ただそれは感性が足りないからこそ頭脳を武器にするしかないという見方もできる。
    けれどそれでもわたしは彼のような感性も身につけたいと感じた。
    彼の感性だって努力なしに得られたものではない。

  • 田村書店で100円で購入。
    文体が人に話しかけているように書いてあって面白かった。
    新卒で就職できなかった自分には、手に職をもって、かつ、人脈を作れるようにならなきゃいけないのかもしれない。

  • 勉強よりも世渡り力が大事。
    勉強して基礎固めしてるところで出会ったので、
    これは読んでみようって思って手に取った。

    読んでみて分かったけど、
    基礎をやって極めるってところは相通ずるところがあるので、
    そういう意味では勉強やるのは意味が無い
    って言っているわけではなかった。

    それよりも大切なのは、
    自分からアクションを起こしたり、
    色んな人、それも一流の人と付き合うことで、
    どんどんコネクションを気付いていくことが大事。
    そうすることで、色んなチャンスに出会えたり、
    色んな経験をすることにもつながる。
    自分から取らず、相手から流れてくる情報は、
    はっきりいって9割型が不要な情報である
    とまで書いてます。

    実際のところ、人から勧められた本って、
    正直あんまり勉強にならなかったりしますよね。
    たまたま自分が読んでみたい本と合致したときは別だけど、
    自分で選んで読んでいかないと何も身につかない。

    あと、一流に触れるってのも分かる。
    ちょっと背伸びするくらいで、
    より上位の人と付き合っていくことで、
    自分もより高みに登っていくことができるからね。

    それを改めて気付かせてくれた本です。

    印象に残った言葉:
    人に裏切られるってことは、自分を経験させる機会でもある。

  • 穴の直径わずか0.08mmの「痛くない注射針」を開発するなど、腕利きの職人として知られる岡野さんが、自らの仕事観やビジネスの秘訣を記した本。

    江戸っ子らしいきっぷのいい語り口と、自らの哲学を明快にずばずばっと説く内容が、読んでて気持ちがいいです。

    本書の肝は、人付き合いと、何事にも筋を通すことがビジネス、ひいては世渡りには大事だということです。そして、「世渡り力」とは、これらの行動を通して、情報を得たり、人脈を広げたり、自らの地位を確保したりする力のことです。何だか、とってもベーシックなことのような気がするのですが、そんな真っ直ぐでベーシックなことを通じて成功をつかんでいる岡野さんのしなやかさと一本気がまぶしく感じられてしまいます。

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著者プロフィール

1933年東京都墨田区生まれ。45年、向島更正国民学校卒業。社員5人の町工場・岡野工業株式会社を経営、代表社員を名乗る。「誰にもできない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーとし、針穴の直径が0.08ミリという世界一細い「痛くない注射針」の量産化や、携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池ケースにより、「世界一の職人」「金型の魔術師」として知られる。NASAをはじめ世界的大企業からも注文が押し寄せるなか、これまで家電、パソコン機器、医療機器など多くの金型をつくる。2004年、旭日雙光章を受章、いまもバリバリの現役である。著書に『カネは後からついてくる!』『俺が、つくる!』などがある。

「2014年 『人生は勉強より「世渡り力」だ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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