- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413231985
作品紹介・あらすじ
脳の健康を維持するカギは「過去の記憶」が握っていた!
16万人の脳画像を見てきた著者が、いつでもどこでもすぐにできる「回想脳ワーク」の方法を紹介。ストレス解消し、生涯健康脳で生きる実践ヒント。
感想・レビュー・書評
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脳医学者である著者が脳を元気にする方法として、過去を思い出すことを説く。
多くの人の脳画像を診てきたという触れ込みだが、書かれてあることは少し物足りなく感じる。楽しい記憶を思い出せば脳は元気になる、というのは短絡的すぎのような…
トラウマになるような人生を送らざるを得なかった人もいるだろう。楽しい過去を持っているという都合が良い一面だけに基づいて書かれているならば残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1章 脳を健康にするヒントは「過去」にある!―最新脳医学でわかった!「回想」の驚きの効果
「懐かしさ」が脳にいいことがわかってきた
医療や介護でも応用されている「懐かしさ」の持つ力
過去を振り返ることで得られる、脳への4つの効果
脳内のドーパミンも増える
「懐かしさ」が芽生える2つのポイント
記憶をきっかけにして、過去の自分とつながる
「はじめてなのに懐かしい」理由
テレビCMにも「懐かしさ」のしかけがある
なぜ、鉄道車両の復刻はウケるのか
記憶はこうして脳に保存されている
カギを握るのは「記憶力」より「引き出す力」
ものは大切な手がかりになる
回想におすすめのタイミング
「懐かしさ」を味わうヒントは「子ども」が教えてくれる
思い出は3割増しになる
「回想脳ワーク」でさらに効果がアップ
2章 脳を喜ばせる「頭」の使い方―「記憶」×「知的好奇心」
知的好奇心が若々しい脳と体をつくる
昔住んでいた家を振り返る
建物の一部に昔の名残をとどめる理由
思い出の本を「大人買い」しよう
自伝小説で「懐かしさ」を味わう
昆虫好きを思い出し、満たされた毎日に変わった
家族、仲問と野球盤やテレビゲームで盛り上がる
ものを減らすよりも大切なこと
思い入れのあるものは残しておく
名作マンガに描かれた、思い出の品のカ
3章 「体」を動かせば脳は元気になる!―「記憶」×「運動」「運動」と「回想」の相乗効果
学校―懐かしの校舎を訪ねる
学生時代の思い出の店に行く
「足」と一緒に脳も使う
思い出の地を再訪する
かつての習い事を再開する
大人ならではの楽しみ方がある
4章 「人とのつながり」で脳がよみがえる―「記憶」×「コミュニケーション」
「アフターコロナ」こそ、人とのつながりが大切
同窓会―みんなで学生時代の思い出を振り返る
5章 「回想脳」が生きる力を引き出す―脳の健康と「幸せ」の関係
「今」もやがては「過去」になる
未来の自分のために日記をつける
「旅行に行った」だけで終わりにしてはもったいない
SNSは絵日記代わりに使える
なんの変哲もない風景も、思い出の情景になる
10年後に「懐かしさ」を味わうために、今シャッターを押す
今日を楽しむことが「回想脳」をつくることにつながる
脳と体の若返りを実証したある実験
思い出の品に囲まれた部屋をつくる
「自分は幸せ」と思っている人は長生きする
人は年をとるほど幸せになれる
つらい思い出をポジティブなものに上書きする
自分で自分を幸せにする、一番簡単な方法
最後に行き着くのは「人」との思い出 -
科学的根拠にあまり触れられておらずエッセイに近い