サニーのおねがい 地雷ではなく花をください

著者 :
  • 自由国民社
3.89
  • (50)
  • (32)
  • (58)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 392
感想 : 54
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426877002

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 可愛らしいイラストで、
    厳しい現実が描かれた絵本。

    日本に生まれ育っている子供たちには、知るよしも無い世界のはなし。

    大人たちでさえ、そんなことには気にも留めずに育った者は多数いるだろうな。

    そう考えると、もっと売れて、もっと多くの親子に読んでもらいたいと思った一冊。



    ※英語表記が添えられた絵本。英語の勉強の一環として読んでみた。

    ★3つ、7ポイント半。
    2019.12.12.図。

    ※本の有意義さは文句ナシだけど、エンタテイメントではないため、★は3つということに・・・。

  • タイトルはセンセーショナルだけど、読んでみると文章がさらっとしていて、地雷の怖さや実態が伝わりきらないような気がする。でも子どもが読むとしたら、地雷で苦しんでいる国や数の多さ、探知・撤去の難しさが理解できるちょうど良いボリュームなのかもしれない。巻末に難民を助ける会副会長が地雷の状況を詳しく書いているので大人はこれを読めばいい。
    本書は全てボランティアで刊行されていて、収益がすべて対人地雷の撤去に活用されている点が素晴らしい。英訳はシンプルだけど、著者の強い想い・決意が伝わる強めの表現で素晴らしい。巻末のメッセージは黒柳徹子さんで、これもまた素晴らしい。
    こういう本を図書コーナーに設置している息子の保育園にいつも感心させられる。

  • 小学校の時に読みました。
    初めての戦争というものの不条理さを感じた体験。
    戦争を題材にした絵本には強烈に「つらさ」「怒り」「苦しさ」を描いているものが多く、ページをめくる度にしんどくなってしまう物が多い中で、これの絵本は一番落ち着きます。
    そして冷静に、戦争という物を体験したことがない年代として、見つめることが出来る絵本。

  • 目をそらさない。

  • 小六のときにこれを読んで、平和文集へよせた作文を書きました。そのときに強く反戦の気持ちをもったことを覚えています。

  • 平和学習のために読んだ。無知であること自体が暴力だ

  • 世界平和を願ってるなんて、大げさかもしれないけど、世界中が幸せになれば良い。

  • 地雷撤去キャンペーンの絵本。これは借りないで買ってください。シリーズででてるよ

柳瀬房子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×