山の民水辺の神々: 六朝小説にもとづく民族誌 (あじあブックス 27)
- 大修館書店 (2001年4月1日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784469231687
感想・レビュー・書評
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六朝小説に描かれる山の民の姿から当時の山に住む人々がどんな暮らしをしていたか(又は中央の人間が彼らの生活をどんなものと考えていたか)を探る本。例えば山に入る時に何を持って行っているのかとか。面白かったのが『得体の知れない妖怪を退治して、食べてみたら犬のような味がした→山の民は何でも食うと考えられていたかもしれない』とか。色々面白かった。食うなよ。
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六朝小説を民俗資料として読むというスタンスから、着眼点となるエピソードを抜き出したもの。民俗学の研究者はそこに着眼するのかといった面白みはあるものの、論の展開があるわけではないので、基本的には後進の研究者(読者含む)へ譲るネタ帳といった感じ。
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江南地方など、南の地方に残る伝説や神仙、妖怪など。生活様式も。
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2008.12.20
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