モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方
- ダイヤモンド社 (2010年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478013267
感想・レビュー・書評
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デジタル時代になぜ、モレスキンノートがこれだけ愛されているのか。それはデザインがずっと変わらずカスタマイズしやすいこと、色々なラインアップから自分が使いやすいものを選べるからだと思う。この本には、そんなモレスキンノートを使いこなしている人からのたくさんの技が詰め込まれている。ノートには致命的な検索のしにくさすら克服するアイディアには驚いた。本当にモレスキンノートが好きな人でないと、これまでのことはできないだろう
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◎「『その科学が成功を決める』という本の中で著者リチャード・ワイズマンは、つらい出来事を他人に打ち明けるよりも、言葉にして書くほうが痛みに耐えやすく、心を癒す効果があるという心理学の研究結果を紹介しています」(p68)
◎毎日、毎週決まった日にノートを読み返し、色分け・タグ付けなどを行なう。これでノートの検索性を上げる → 「緑だけを読めばブログのネタがすべて読める」「赤だけを選べば仕事の進捗がわかる」というようにする(p79~94)
◎「厚みがある紙を挟もうとする場合、ノートが膨らんでしまうのが嫌なら、ノートのページを二枚ほど切り取ってしまうという荒業もあります」(p98~99)
●この発想はなかった!
◎小口カラーリング→まとまった情報が記載されている箇所は、小口に色を塗る。あとで読み返す際、どこに掲載されているのかが一目で分かる(p108~109)
◎《時間トラッキング》で、毎日の行動の《時間コスト》の目安を知る。
(ex)「『ブログ記事四五分』『娘のお風呂一五分』」(p134) -
この手の本は買い始めたらキリがないので、なるべく買わないようにしているが、我慢できなかった。
そして、一度は離れていたモレスキンを、またチョイスしてしまった。来年の手帳もモレスキンを買い直そうと思う。
もうモレスキンマニアだ。。
まず最初の15ページほどのカラー写真がたまらない。モレスキンを芸術的に使いこなしている人の"作品”が紹介されていて、見るだけでとても楽しい。
本の内容については、おそらく、どの手帳本にもありがちなことばかり書いているのだろうが、わたしにとっては、「書くハードルを下げて、なんでも書くこと」「毎日レビュー、週次レビューを行って、検索性をつけること」「カスタマイズすること」あたりが、なるほど足りなかったな、と思ったところ。わたしは書いたら書きっぱなしで、生かせていない。だから書くことの意義が薄く、ムラが出やすい。毎日レビューはさすがに頻繁過ぎると思ので、書くときの注意点としつつ、週次レビューのようなことは行ってみたいと思った。
カスタマイズについてもほとんど行っていなかったので、せっかくのモレスキンの楽しみを味わっていなかったようで勿体なく感じた。
たまに読み返すと参考にできるところを増やせるかもしれない。
少しでも、口絵で紹介されている楽しい作品のような楽しみ方をしたいと思う。-
「書くハードルを下げて、なんでも書くこと」ナルホドと思いました。若い頃はネットで簡単に調べるコトが出来なかったから絶えずメモしていた。気にな...「書くハードルを下げて、なんでも書くこと」ナルホドと思いました。若い頃はネットで簡単に調べるコトが出来なかったから絶えずメモしていた。気になる本から映画館の上映時間。看板に書かれているコピー。確か出納帳も兼ねてたなぁ、、、2012/03/12
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モレスキンへの愛が深まる一冊。
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基準がなければ計測(トライ→自分の趣向との比較),改善(自分の趣向に応じたカスタマイズ)ができない。モレスキンのようなあまりにもシンプル過ぎて何色にでも染まってしまう代物は,とにかく使い始める事ができないとそのまま使わずに終わってしまう危険性がある。特に自分は何にでもルールを決めるのが好きなので,ルールが定まらないうちはそのルールをあれやこれや考えてしまってなかなか使い始めることができない。この本は僕に初期ルール(基準)を与え,モレスキンを使い始めさせてくれた。
今後,使いながら感じた自分の趣向との差分を埋めるようにモレスキンを少しずつ自分色に染めて行くだろう。 -
最近Obsidianを導入して自分用の知識管理ベースを構築しようとしていたので、メモの取り方を勉強するために読んだ。
モレスキンノートの使い方の具体例がたくさん載っていてとても参考になった。 -
モレスキンは良い。
でもシステム手帳が不便という書き方には??でした。 -
見てるだけで楽しい。いつか使ってみたい憧れの高級ノート。
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著者の「モレスキン愛」が止まりません(笑)
私はモレスキンを使った事がないのだけれど、使ってみたくなりました。だけど、内容的には他の「ちょっと堅いノート術」の本と変わらない気がします。
日々の生活に取り入れたい部分と、そこまでは出来ないな~という部分がありました。もう少し写真が多いと嬉しかったなと思います。 -
ユビキタス・キャプチャー、やってみたくなる。
ニーズが多様化して、それに合わせようとしている凡百の文具とは違うのは其処なんですね。
ニーズが多様化して、それに合わせようとしている凡百の文具とは違うのは其処なんですね。