ぼくらの仮説が世界をつくる

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1210
感想 : 119
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478028322

感想・レビュー・書評

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  • 理屈と感情、両方高める必要があるな。
    あと自分の思い、信念。ぶれない思い。
    意識して行動していきたい。

  • 仮説から入って、情報を集めて、定義する。

  • 久々に心が温まる一冊だった。
    やっぱり自分は自己啓発っぽい本が好きなのかもしれない。
    何をするにも仮説を立てるのが一番最初でなければならないというのは自分が改めなければならないところ。
    どうしても情報収集から入ってしまうからなあ。
    そして、ストーリーで売れる時代というのには考えさせられた。
    そして、ここまでサポーターに徹しきれる著者が心底すごいと思った。

  • 僕は楽しめなかったけれど、描いていて、どこが一番わくわくしたのですか?

  • 世界は、誰かが思い描いた「仮説」でできている。さて、あなたの仮説はなんですか?
    問いをむけられどきりとする。私自身も「私」という世界のひとつ。仮説を立てなければ何も起きないことに気が付いてしまった。
    著者は元 講談社の編集者で、現在は作家エージェント会社という日本では類をみない会社を立ち上げている。
    つい最近平野敬一郎の「空白を満たしなさい」を読み終えたばかりで、何気なく積んであったこちらを読んだら、著者が担当していたという、やはり本に呼ばれることはあるのだ。
    こう言われるのは著者の本意ではないと思うが、佐渡島さんがすごい人ということが分かる一冊。
    以下、本文から抜粋。
    おもしろさというのは、親近感×質の絶対値の面積。
    お金が変わると時代が変わる。
    取ったリスクの対価しか手に入らない。
    世の中にある95%の「なんとなく」がスマートフォンに集中している これは「なんとなく」を奪い合っていたすべての業界の危機。
    真似るという行為は、他人になろうということではなく、他人との比較によって、自分の個性と強みを見つけようとすること。

  • GLOBIS講師推薦図書。

  • 編集という職業に対する考え方が素敵。コルクという会社の意義がよくわかる。

  • 物語が好きだが生み出せる能力が無い。だから作家が物語を作り出す手助けをするんだ、という姿勢に凄く共感。
    仮説や定義が乱暴だなぁと思うところもあるが、物事を立ち上げて引っ張っていく人はこのくらいの強引さが必要かなとも思う。実際、タイミングさえ合えばコルクの門を叩いていたかもしれない、と思うくらいに共感できる。
    筆者の普通でなさ加減は『ハッシュタグや何てことないツイートに「わかるわ。それな」となる感覚がわからない』というあたりでうかがえる。良い意味で。

  • ・新規性を持った仮説を作ることが大事
     -自分が宇宙人だったら、の常識にとらわれない目をもつ
     -仮説⇒情報⇒仮説再構築⇒実行⇒検証
     -先に情報入れ過ぎると前例主義になり、新規性がなくなるおそれ
     -すぐに賛同者が出るようなアイデアは新規性が無い
    ・自信をもつということは「万能感」をもつということではなく、「やればできる」という思いをもつこと
     -自信無くするのは失敗した時の保身に過ぎない。人に見せる必要が無い部分
     -基本不安は自分自身の中にあるもの
    ・悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるもの。幸福とは意志と自己克服によるものだ
     -アランの幸福論
    ・自分を見失わないためには何でも正直に話す
     -自分にウソをつくと何がウソかわからなくなる
     -相手の心理に合わせた伝え方は必要
    ・変わっていくものと変わらないものの本質を見抜け
    ・データやメディアの情報は疑ってかかれ
     -誰かが意図して伝えようとしている可能性大(ポジショントークの可能性)g
    ・観察力を高め、自分が面白いと思うことのストックを増やす
     -面白いものを持っていれば戦える
    ・人が作ったルールに従うより自分がルールを作る側の方が何百倍も楽しい
     -自分で考えてやってみる

  • 『第4章「ドミノの1枚目」を倒す』がとくに響く部分が多かった。「基本の徹底」が遠くまで飛ぶための最短ルート。「ちゃんと見る」がすべてのスタート。「努力をする」という最低限の基本。人生を変えるには週間を変えるしかない。自分を5年信じられるか。

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著者プロフィール

編集者、コルク代表取締役。1979年、兵庫県に生まれる。東京大学文学部を卒業後、講談社に入社して「モーニング」編集部に。『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)などのヒット漫画を生み出し、小説家の伊坂幸太郎、平野啓一郎も担当した。2012年に独立し、クリエーターのエージェント会社コルクを創業。漫画家や小説家などとともにインターネット時代の新しいエンターテイメントの創出を目指している。
著書に、『ぼくらの仮説が世界をつくる』(ダイヤモンド社)、『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.』(幻冬舎)、『観察力の鍛え方』(SB新書)などがある。

「2022年 『言葉のズレと共感幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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