超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478068670

感想・レビュー・書評

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  • まあまあ大切なこと

  • 「短く、魅力的に伝える」ための技術が簡潔にわかりやすくまとめられている。

    情報過多な時代の中、いかに相手に情報処理の負担を与えずメッセージを伝えるか、は他者と差を付けられるポイントである。

    日頃から箇条書きをしている人は多いが、意識的に良い箇条書きをしている人は少ない。

    だけど、日頃から多用する箇条書きだからこそ実は他人から見られており、箇条書きの質を見てこの人は仕事ができる人なのか?を判断されることも少なくない。確かに、会議の議事メモを箇条書きで取る人の箇条書きを見れば、大体その人の思考力や文章力を把握できる。

    箇条書きの技術は3つあり、構造化、ストーリ化、メッセージ化であるが、普段から無意識にやっている技術もあるが、改めて意識的に使ってみたい。


  • とてもわかりやすくまとまっている。「箇条書きは単なる文章術ではない。人を動かすための情報処理の技術なのだ。」「構造化、物語化、メッセージ化の3つが必要」「構造化では『レベル感を整える』ことが必要だ。そのコツは『自動詞と他動詞を使い分ける』、『直列と並列で考える』、『ガバニング』だ。続く物語化では『フックをつくる』ことが必要だ。そのコツは『イントロづくり』『MECE崩しをする』『固有名詞を使う』だ。最後のメッセージ化では『スタンスをとる』ことが必要だ。そのコツは『隠れ重言を排除する』、『否定を入れる』、『数字を使う』だ。」「プレゼンにおけるNGワード 改善する、見直す、推進する、最適化する、バランスをとる、徹底する、強化する、実行する」

  • 考えを整理する方法について書かれた本
    1構造化
     自動詞と他動詞
     直列型と並列型
     ガバニング
    2物語化
     イントロ
     MECEくずし
     固有名詞
    3メッセージ化
     重言を削除すること
     否定
     数字

    ノートに整理したので売却する。

  • ■この箇条書き思考を読んで私が感じたこと【3つ】

     ・もともと文章を書くことは得意だったが、実は読みづらい文章を書いていたと思い知った。
     ・次の瞬間から使えるテクニックが得られる本で、めちゃくちゃよかった!
     ・箇条書きを活用していけば、メールやプレゼンなど、もっと上手に言いたいことを伝えられるように自身がパワーアップできると確信した。
     
    仕事やメール・SNSで「伝える」ことに悩んでいる人は是非読んで欲しいです!

  • 自らの思考を即座に整理し、伝えるために必要なスキルを身につけたい!という想いで手に取った。

    •構造化
    即座に伝える
    •物語化
    耳を傾けてもらう
    •メッセージ化
    行動に移してもらう

    上記3点を意識して、
    ただ論理的に伝えるだけではなく、相手の立場に立って、伝えるメッセージがどうすれば受け取りやすいかについて考えて、発信することを心がける必要がある。

  • 普遍的だが重要なスキル。網羅的に記載のテクニックを取り込みたい。

  • もっと早く出会いたかった一冊。
    情報過多の現代において、短くわかり易く伝えると言うことの難しいさ、重要さを強く理解できた。

    至極当たり前のことを言ってるんだけど(結論から話し始める、具体部などをしっかり書くなど)伝え方がうまいからか、目から鱗に感じることが多かった。

    ちなみに著者は「繰り返す。」って言い過ぎ

  • 提案・報告・なんでも、相手に望む行動を取ってもらうには、相手に理解される内容で、最後まで興味を持って読んでもらえて、刺さる必要がある。本書は、そのような完結で魅力的な超・箇条書きを練り上げるテクニックを紹介する。

    Amazonレビューで気になってた本。図書館で見つけたので読んだが、良書。身につけて、人にも教えられるようにしたい。このメモで足りなかったら、あとで購入する。

    超・箇条書きは、羅列した後、「構造化」、「物語化」、「メッセージ化」する
    ・構造化: 相手が一瞬で全体を把握できるようにする
    ・物語化: 相手が関心を持って最後まで読みきれるようにする
    ・メッセージ化: 相手の心に響かせ、行動を起こさせる

    構造化〜レベル感を整える
    ・「状態・現象」と「行為やその因果関係」をグループ分けするため、自動詞と他動詞を使い分ける
    ・時制や能動・受動が曖昧になる体言止めを避ける
    ・時間などの流れを示す「直列」と、リストの「並列」を使い分ける
    ・「ガバニング」頭出しにまとめを入れる
     (例. 3つのポイント)

    物語化〜フックをつくる(相手の関心を踏まえ、ドキッとする仕掛けを組み込む)
    ・イントロづくり: 箇条書きの1つ目で、相手の期待することを伝える
     (大体、回答や結論が適切だが、相手やシナリオに応じて最適なものを選ぶ。
      提案や話者に懐疑的な相手には、背景や課題から)
    ・MECE崩し: 相手や文脈に応じ、優先度の低い項目を省く
     (例. 課題ある大口中口が共通認識なら、それでMECE)
    ・固有名詞を入れ、具体的なイメージを伝える
     (相手と共有できるもの。抽象的なことを伝えるなら、(例)xxx)

    メッセージ化〜自分のスタンスを取る(最大の敵は無難を選ぶ自分自身)
    ・「隠れ重言」を排除する: 文脈をよくよく考えると、当たり前のことが隠れている
    ・「否定」で退路を断つ: 直接的な否定が適切でない場合は、「AよりB」「AからBになる」を使う
     (ソニーの開発18箇条は良い例)
    ・形容詞や副詞は「数字」に置き換える

    以下は暗記用
    1.構造化〜(内容の)レベル感を整える
     自動詞と他動詞、直列と並列、ガバニング
    2. 物語化〜(相手の)フックつくる
     イントロ、MECE崩し、固有名詞
    3. メッセージ化〜ス(自分の)スタンスをとる
     隠れ重言排除、否定、数字

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著者プロフィール

杉野 幹人(スギノ ミキト)
A.T. カーニー マネージャー、東京農工大学工学部特任教授
東京工業大学工学部卒業。INSEAD MBA修了。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。NTTドコモを経て、A.T. カーニーに参画。経営戦略、マーケティング戦略、新規事業、経営会議運営支援等の幅広い経営コンサルティングプロジェクトを手掛けている。著書に『会社を変える会議の力』(講談社現代新書)、『コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術』(共著、東洋経済新報社)がある。

「2014年 『使える経営学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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