- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478068670
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
社会人必携
-
【内容紹介】
"たかが"箇条書きこそ、最強のスキルである。シリコンバレー、戦略コンサル他、世界の最前線で超一流がしていること。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
書いてあることはまぁ間違ってはいないですが…はっきり言って「わかりにくい!」の一言です。「一瞬で全体像を把握させるのが大事」と説いておきながら、それを説いている本自体が正反対の内容でどうする。タイトルと裏腹に、まともに読んだら10倍時間がかかります。
わかりにくい理由は大きく3つ。
1つ目はポイントがわかりづらい。せめてポイントは太字やアンダーラインで目立たせてほしいです。この手の本においては常識では?
2つ目はわかりにくいネーミングセンス。「冒頭でまずまとめを言うこと」をわざわざ「ガバニング」とか言ったり、「MECE崩し」などという作者本人にしかわからないような単語が出てきたり…。外国人が書いたものを日本語訳したのかと思うぐらいに全然頭に入ってきませんでした。人にわかりやすく伝える気あるの?魅力的にわかりやすく伝えたいなら直感的にイメージできる言葉を考えろと言いたい。カッコつけたいならどうぞおひとりで、という感じでした。
3つ目は、そもそも箇条書きである必要が全くないという点です。普通の文章の頭に「・」や「1.2.…」をつけて、一文ごとに改行しているだけ。著者は「箇条書き」と言いたいだけなのでは?パワポの見栄えはいいかもしれませんが、本質的には文章でも全く問題ありません。なぜ箇条書きに拘ったのでしょうか。
上記の内容を敢えて箇条書きで書くなら、
●この本はわかりにくい。理由は以下の3点。
・ポイントが一目で明確にわかるようになっていない。
・コツの呼称から、内容を直感的にイメージできない。
・箇条書きでなくてはならない理由が明確ではない。
という感じでしょうか。これぐらいのことであれば、わざわざ勉強しなくても誰でもできると思いますが…。 -
【再読】構造化・物語化・メッセージ化のシンプル3ステップを把握できればだれでも使える「箇条書き」、頭の中で文章をまとめるときにも使える技術だと思った。
-
個人的に良書だった。
手に取った目的は、業務日報や提案書の質向上。
想像以上に奥が深い「箇条書き」、
分かりやすく丁寧に技術のエッセンスが記された一冊。
重要な点は、あえて繰り返して明記してくる筆者の書き方も印象深い。
読者としても重要点だと識別しやすい。
読み手ファーストの意識を根底に敷くことが全編通して記されているが、まさに本書内で体現されている。
下記の要素を毎回チェック項目として文章作りしていけば、アウトプット兼文章向上に繋がるのでは?と自分に期待しています…。
▼超・箇条書きの技術まとめ
①構造化=枝・幹を整理する
1…自動詞と他動詞
2…直列と並列
3…ガバニング
②物語化=フック作りで関心を引く
1…イントロ
2…MECE崩し
3…固有名詞
③メッセージ化=スタンスを取る
1…隠れ重言排除
2…否定
3…数字
この3要素フィルターを通してブラッシュアップさせていく。
-
箇条書きを極めるにはトレーニングが必要だ。
-
(感想)
短く、魅力的に、そして人を動かすような箇条書きの書き方を説明している
具体的には、通常の箇条書きは羅列化しただけであるが、それに「構造化」「物語化」「メッセージ化」の3つの技術的要素を加えようというもの
(読書メモ)
「超・箇条書き」のための3つの技術要素
1 構造化
全体像を一瞬で理解できるようにする
体言止めは意味不明瞭
ガバニングを使い全体像の宣言→整理して書く
2 物語化
関心を継続し、全部読ませる
相手の期待に合わせる
必ず「アンサーファースト」というわけではない
3 メッセージ化
相手の心に響かせ、行動を起こさせる
隠れ重言の排除
ソフトな否定
形容詞・副詞は具体的な数字に変える
ビジョンには「いつ」「どの程度」の2つの数字が必要 -
「超・箇条書き」とは、短く、魅力的に伝える技術。3点の技術が紹介されている。
①構造化
-自動詞と他動詞を使い分ける
-直列と並列で時間軸を整える
-ガバリングで引き出しをつくる
②物語化
-イントロでつかみ、相手を引き込む
-MECE崩しで山場をつくる
-固有名詞で具体的にイメージさせる
③メッセージ化
-隠れ重言を排除する
-否定で退路を断つ
-数字を使う -
相手に伝えたいことを的確に伝わるようにする方法およびその思考整理法。
それを「構造」「物語」「メッセージ」に分けて解説。
文章を書く際には、相手レベルを揃えて(全体像を一瞬で理解する)、
フックをつくり(最後まで読んでもらえるしかけ)、
スタンスをとる(心に響かせる言葉の使い方)ことが大事。