- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479304357
作品紹介・あらすじ
資産家の古代史研究家が自著の出版記念パーティ当日に殺害された。死体の周囲に土器の破片が散らばる現場は、密室としか思えない。同じころ、青森の縄文時代の遺跡でも刺殺死体が発見される。ふたつの事件をつなぐのは古代史の常識をくつがえす新発見-!?歴史研究家兼ライター・月村弘平が、警視庁捜査一課新米刑事の恋人夕湖とともに殺人事件の謎に挑む。時代小説で絶大な人気を誇るベストセラー作家の新境地!過去と現代が錯綜し隠されていた愛情と憎悪が浮かび上がる、待望の書き下ろしミステリー。
感想・レビュー・書評
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アイデアいっぱいの面白い時代小説を書く風野真知雄だが、現代ミステリーへの今回の挑戦はいまいちだなあ。文章がぎこちないし、盛り上がりもなく、登場人物たちにも魅力がなく、謎解きもつまらない。うーん、残念。
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歴史研究家兼ライター・月村弘平が恋人である警視庁捜査一課刑事・上田夕湖とともに密室殺人事件の謎に挑むミステリ。とても読みやすかった。
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パーティーの主役である研究家が、殺された。
自宅で密室という状況で、発表されるはずの
土偶埴輪もない、という状況。
盗まれたのか、壊されたのか。
むしろどういう理由からなのか。
ここまで色々絡まってくるのも凄いですが
資産家ってすごい、としかいいようも。
トリックについては、それはありか!? と
叫ばずにはいられない感じです。 -
カバーイラストがスカイ・エマさんだったので手に取った。
この作者さんは時代小説のお得意としているそうですね。
ミステリーのトリックとしてはまあまあかな?という感じ。
ただ本格ミステリーが好きな人は「?」ってなりそう。
動機はありえそう。
全体的にライトノベルズの様な感じだった。
なのでサクサク読めた。
謎解きを楽しむよりもキャラを楽しんだ方が良いのかもしれない。
月村弘平の縄文時代の蘊蓄はすごく面白かった。
そして弘平と夕湖のカップリングが良い感じ。
結婚しないですかね?この2人。
ひっついちゃえば良いのに。 -
面白いんですが、なんか物足りなかった。
全体的にボリュームが足りない感じ。
事件も、謎解きも、考古学的薀蓄も。
そういえば、少し前にNHK時代劇にもなった「妻はくノ一」の作者さんなんですね。
ドラマ面白かったので、いずれそちらも読んでみたいと思います。
でも、学者系の男と行動系職業の女のカップルて、この話もそんな感じだな… -
途中までは好きな感じだったけど・・・。謎解きよりも月村のツアーガイドの内容が面白かった。こんなガイドなら歴史に興味持てるかも。
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八丁堀同心の子孫が主役(同心モノも風間先生の作品)
バランスが良い安定の主役に少し自分に自信がナイケド
刑事をやっているヒロインが素敵な推理をしてくれます
地味に良い作品に出会った♪ -
うーん、つまらなくはないんだけど…