やってのける~意志力を使わずに自分を動かす~

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479794127

感想・レビュー・書評

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  • 自己啓発

  • オーディオブックにて視聴完了。
    本も持っているので、そちらも読もう。

    意思力や目標達成に関して、科学的な裏付けを元に述べられていくため、なるほどと納得させられることの多い本であった。<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4479793631/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4479793631&linkCode=as2&tag=coacdiar-22">「スタンフォードの自分を変える教室」</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=coacdiar-22&l=as2&o=9&a=4479793631" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />を更にツッコんだ感じの本なので、この2冊を一緒に読むと良いかも知れない。

  • 自制心は筋肉のようなもの。
    消耗する、鍛えられる、報酬で強化できる。

    ベストを尽くす、より具体的な目標のほうが達成されやすい。
    なぜ、と理由を考えるとやる気が出る。
    何をやるか、を考えると、難しい行動ができる。単純な行動に分解すると先延ばしがなくなりやすい。
    なぜやるか、を考えるより何をやるか、に意識を向けたほうが先延ばしがnai.

    簡単にできる、とは考えない。困難はあるものの乗り越えられる、と考えるほうが成功する。ポジティブ心理学の本当の部分。

    目標は具体的に、ハードルは高めに、なぜではなく何を、を考える、達成可能と考えるが簡単にできるとは違う、目標はメリット障壁の両方を考えておく、そのほうがやる気が高まる。

    評価を欲しがる人は成長できない。
    証明するため、ではなく習得するため、に努力する。過程を愉しむ。

    獲得型は楽観主義と相性がいい、リスクを好む
    防御型は楽観主義は逆効果、警戒を好む
    状況に合わせてフォーカスを変える。

    自律性=自分で決めているという実感が動機付けに働く。

    獲得型は、得られるメリットについて考える。
    防御型は、失敗したときに生じる損失を直視する。
    誘惑に負けそうなときは、失うものを意識する。
    病気がきっかけで健康への意識に目覚める人が多い。
    スピードが必要な時は得られるものを意識する。

    いつ、どこで、を決めておくだけで勉強するようになる。脳内で条件と行動が直結する。
    食べる前に何かする、飲む前に何かする、と決める。

    計画を作る、何をするか具体的に決める、時間と場所を決める、あらかじめ障害を想定して対処方法を考えておく。

    自信家ほど誘惑に負ける=過信すると罠に落ちる
    自制心を定期的に鍛える、負荷をかける、休息を与える=自制心を休ませる、少しだけ甘いものを摂る、過信は禁物。

    楽観主義は効果的だが、最悪の事態に対処方法を検討しないと危険を招くこともある。非現実的な楽観主義をやめる、現実的に行動する、能力に固執しない、ゴールではなくプロセスはイメージする。

    相手がコントロールできることを指摘する、人と比べない。達成可能な期待を伝える。

  • 20180924読了

    たしかに、Amazonのリコメンドをきっかけに読んだ。
    自律的に習慣を継続していくためにはどうしたらよいのかについて書いている。

    感覚的にわかっているものも多いが自分が役に立ったな、と持ったのは以下の2つ。

    ①自分を制御して実行できていない場合は、自己監視を行い、効果のアプローチがとれているか判断できるようにする。効果がでていないようであれば他のアプローチを試みるなど。
     →仕事であれば計測したりするが、プライベートだと進捗をどう管理するか、考えていなかったのでゆるく実施したい。

    ②条件型の計画(電話のとなりに母親の写真を貼る、土曜日の夜はここでこれをやる)だと実現のコミット力があがる。
     →自分も面倒な家事をするときに、対象アクションをしやすいように手順書を近くにおいたり、行動と紐づけやすいようにしていた。自分の行動の裏付けがとれた感じがして納得。

  • 自制心は鍛えられる

    人は求められた以上のことはしない。具体的で難易度の高い目標が有用

  • 目標を達成するための方法論を対比型のタイプに分類しながら解説されているのでわかりやすい。

    この本を読んだからといって意志力が急に強くなるわけではないがヒントとなる内容は数多くあります。

    自分に性格に合わせた目標設定というのも非常に大事ですね。

  • 【文章】
     とても読み易い
    【ハマり】
     ★★★・・
    【共感度】
     ★★★★・
    ・自らの意志で選んだ目標は、モチベーションと満足感を高める
     ・自ら進んで行っていた読書も、宿題として強制されるとモチベーションが下がってしまう
    ・ネガティブなフィードバックを与えるときは、具体的な問題点を伝えて、改善を促す
    【気付き】
     ★★★★・
    ・自制心は筋肉と同じように、鍛えなければつかないし、使いすぎると疲労する
    ・人は無意識的に暗黙理論に縛られて行動を選択している
    ・人間の素質が変えられると考えている人のほうが目標を達成しやすい
    ・能力を示すのではなく、能力を得ることに注力すると、幸福感が増し、多くの事を達成できる
    ・内発的動機付けは、賞罰、監視、時間的制約によって低下する、管理されていると感じると自律性を失う
     ・報酬は時に、内発動機付けを低下させる場合がある
    ・内面化とは、外部からの要求を自分にとって価値のあるものとして受け入れること

  • 社会心理学者の著者が書いた本。モチベーションと目標達成に関する研究内容とその結論がふんだんに紹介されていて、読みごたえ充分。エビデンス、論文好きには◎

  • 「自分が何を好きで、どんな時に幸せを感じ、これからどんな未来を歩みたいのか」という自己分析、自分の未来を考える上でもの凄く参考になる本。またこの本に書いてある手法を適切に用いることで、ビジネスや人間関係の人生の事象を通して、欲しい結果、感情が手に入れられる確率がかなり上がるだろう。モチベーションや自制心について興味のある人にオススメ。たくさん読んできたが、科学的知見に基づいた成功本は少ない。良作。
    「「何」と「何故」を考える」、「何を得たいのか、何を守りたいのか」。

  • 「目標を達成する能力は誰でも必ず伸ばすことができる」

    そのためには正しい目標と自分に適したアプローチが必要。

    自分には粘り強さと努力が足りてないんだと痛感。

    自分を知るってすごく辛い作業だけど兎にも角にもそこからスタートさせなきゃいけないんだな。

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