雨月物語 (ちくま学芸文庫 コ 10-1)

  • 筑摩書房
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480083777

感想・レビュー・書評

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  • 当然の如くというか、菊花の約が好きです。

  • 「青頭巾」「貧富論」

  • 思ったより面白かった

  • 「浅茅が宿」がお気に入り。

  • 子供の頃読んだ「吉備津の釜」当時はよくある学校怪談の方が身近でおっかなかったけど
    大人になって読み返すとじめっとした日本の土壌が。 

  • 2008.01.25 読了
    不思議な気持ちになった古文でした。
    難しいのかと思っていたのですが、実にコミカルで面白かったと思います。

  • 日本の幻想怪奇文学。「蛇性の婬」の妖しさに魅せられ、「吉備津の釜」の怨念の恐ろしさ、展開に緊張します。
    書き下し文と現代語訳で書かれているので、雰囲気も楽しめます。

  • 小説の神様“芥川龍之介”が執筆前のウォーミングアップにしばしば手にしたと言われる本です。構成力と書き味の鋭さには何度読んでも感心させられます。

  • 文学史を学ぶに於いて必ず目にするであろう「雨月物語」。天狗の姿へと変ずる崇徳と西行のやりとりを描いた「白峯」や、死してなお義弟との約を果そうとする「菊花の約」、日本一怖い怪談の一つとも言われる「吉備津の釜」など全九篇の怪異小説集。中国の白話小説や古典からの引用を多く用いつつも上田秋成自身の工夫によってより面白く、且つ美しく幽玄な文章が出来上がっている。生霊、死霊、蛇精に魔王など怪しい存在が次々と登場してきて、まさに怪異そのものです。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。1734(享保19)年~1809(文化6)年。江戸後期の読本作者。歌人、茶人、俳人、国学者でもある。『雨月物語』は5巻9篇で構成され、1776(安永5)年に出版された。

「2017年 『雨月物語 悲しくて、おそろしいお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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