解剖学教室へようこそ (ちくま文庫 よ 6-6)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480421616

感想・レビュー・書評

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  • 2014/02/09読み始め
    20140/02/13読了

  • わかりやすい。

  • 読書録「解剖学教室へようこそ」3

    著者 養老孟司
    出版 筑摩書房

    p32より引用
    “暁斎は幕末から明治にかけての画家。こうした独特の絵を描い
    た。外国でむしろ有名な画家である。子どもの頃に、川から生首
    を拾ってきて、それを写生したという話が伝えられている。”

     解剖学者である著者による、解剖の歴史や方法について書かれ
    た一冊。過去同社より出されたものの文庫版。
     著者が初めて解剖に携わった話から心と体の問題についてまで、
    多くの図表とともに書かれています。

     上記の引用は、河鍋暁斎という画家による、骸骨の漫画に添え
    られた解説の一文。見開きで掲載されているのですが、眼球も眉
    毛も無いのに、とても楽しそうな表情をしているように見えます。
    たぶんにポーズのせいではないかと思います。大変丁寧に描かれ
    ているので、現代でも有効な資料なのではないでしょうか。
    私としましては、昔確かセガサターンで発売された、Mr.ボーンズ
    というゲームが思い出されて仕方がありません。
     精密な内臓や筋肉の図が多数出てくるので、そういう類が苦手
    なら読むのがツライ一冊となるのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • 読んでるうちに頭の中というか、思考も小さくバラバラにされてく感覚が楽しい
    解剖学のわかりやすい説明を聞いてるうちに小宇宙に連れてかれたようだった
    理解しきれないけど、読後はなんだかすっきりする

  • 解剖について基礎的なことから分かりやすく書いてあります。

    中高生向け、なので気軽に読めました。

  • 面白いです。
    解剖は大学では講義だけで、イメージが中々つかなかったのですが、この本を読んで興味がわいてきました。(今からわいても遅いですが)
    気味が悪い・・・顔と手の役割って重要なんですね。
    解剖の歴史的背景も平易に書いてあり、勉強になります。

  • 専門分野の本というより、文化の発展と法医学入り混じった、ちょっと新鮮な本。
    解剖ができても、絵がへたくそじゃぁ、そりゃ伝わらないですよねぇ。

    12.09.05

  • 医療従事者にオススメ

  • 解剖がなぜ必要かというところから、言葉でわけること、とか哲学的なことまで。深い。

  • これはいい^p^

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著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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