改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 筑摩書房 (2013年11月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480864246
感想・レビュー・書評
-
この本は何回も読み返しました。すごく楽しい。お金の哲学として最高な本だと思います。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『感想』
〇全体として私とは考え方が違うが、その中にもよいフレーズがある。
〇政府はお金(税金)を使うことで評価され、経営者はお金を使わないことで評価されるという部分は現実的にそのとおりであり、おかしい部分であることは共感できる。
〇専門性はマイナス面として他の部分に対応できないことに繋がるのはその通り。だからこそ縦に深く進むだけでなく、時には横に移動してみたり見渡してみたりする必要がある。知識だけでなく、行動で自分の範囲を広げよう。
〇会社を興したり、投資によって経済を動かす人がいないと、社会が成り立たないということはよくわかる。
×ビジネスと仕事は違うのはその通りかもしれないが、それはそうとして、働くことの意味はお金を稼ぐことで生活することが第1段階で、第2段階以降は人生を楽しむことに繋がる、自分を成長する手段となるものであるなど、人によって理解が分かれてくると思う。そして私が考える最終段階は社会貢献である。確かに貧乏なままでは社会貢献ができない。できないことを言っても意味がないと言われれば返す言葉はないが、社会に役立ちたいと考えることは大切じゃないかな。
×税金を払うことが無駄なことだと書いてあるが、それは自分の利益だけを考えているだけで、社会全体を考えたときにはどうなのだろう。
『フレーズ』
・もし、自分自身が問題なんだと気づけば、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなることもできる。(p.41)
・現実にはほとんどの場合、頭がいい人よりも「度胸のある」人の方が成功への道を先へ進んでいく。(p.132)
・専門性を高めれば高めるほど動きがとれなくなり、その専門的技能に頼りきりになるということが、父にはどうしても理解できなかったのだ。(p.177)
・敗北によってやる気を奮い立たせる者が勝者となり、敗北によって打ち負かされてしまう者が敗者となる。(p.188) -
紙の本で読了。
【教えの書】と【実践の書】との2部構成。
・勤労所得、ポートフォリオ所得、不労所得のうち、早く勤労所得から抜け出す事を考える。
・チキンリトルの声(自分、他人)に振り回されない。
・自分が欲しがる前に、人に与える。
・結局、行動が全て。
成功者は、皆、同じ事を言っている。
大事なことは、どのように、自分の人生に入れ込んだいけるかだと思う。
時々、読み返したいと思う本。
-
会社に属し税金や時間を搾取される働き方から、経営者となって節税や自分の時間を使わなくても収入を得られる働き方をしようという考え方の本。言いたいことはわかるし効率的だとは思うが、やりたいことがあって経営者という道を選ぶのではなく、富を築くために経営者になろうと言っている気がして違和感。また不動産収入の考え方もアメリカだからできることも多く、果たして日本で実効性があるのか不明。
-
お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう。
当たり前と思うことや無意識に刷り込まれてきた先入観のせいで、いい大学に行きいい会社に入ることが人生の成功だと思う人が多い世の中、私もそのうちの一人でしたが、この本の貧乏父さんがそうであったように、必ずしもそれが人生の成功、その人の幸せとは言えない。
政府は金持ちからではなく中流階級以下の人々から税金を多く取ると言う話がとても印象的だった。確かにな、と。
そこから抜け出すために、お金のための知識を身につけ、即行動する。
きっかけづくりの1冊目としては最適だと思う。ここから、それぞれ身につけたい知識、例えば会計学や経済学、株取引に深めて行けば良いのでは。 -
投資や、お金の知識を少しずつ勉強してきたおかげで、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうという意味がすんなり心に入ってきた。
以前の私ならこの本を読んだとしても理解し、行動に移していこうとは思わなかったと思う。
自分のビジネスを持つことは、私にはまだ少しハードルが高いが、将来のために出来るところから始めていきたい感じた。 -
常識として認識していたことが覆される一冊。
お金持ちである人はお金が好きでお金のことをよく知っている。「お金に興味がない」「お金の話はきたない」という人は稼ぐために何時間も働いているという自己矛盾を抱えている記述に説得力を感じた。お金持ちは資産と負債とを区別して、資産を増やすことを考えていることがわかった。 -
過去読んだことあるが、もう一度読み直し。
改めて読んでも大事な事が書いてある。
30代には是非もう一度読んでほしい。