どこかにいってしまったものたち

著者 : クラフト・エヴィング商會

• 筑摩書房 (1997年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[辺土名小次郎さんの感想 · 2008年7月24日]

帯表
不思議の品が、ここにある
祖父が大事にしていた「万物結晶器」。
僕の涙を結晶化してくれた時、祖父はとても得意そうな顔をしていました。
ーそういえば、あれってどこにいってしまったんだろう。
三谷幸喜
帯背
懐かしく不思議でおかしいクラフト・エヴィング商會
帯裏
ようこそ、
引き出しの奥の
もうひとつの世界へ
本書に登場するどこかにいってしまったものたち
硝子蝙蝠/記憶粉/迷走思考修復機/七色李酒/万物結晶器/アストロ燈/月光光線銃/立体十四音響装置/時間幻燈機/深夜眼鏡/人造虹製造猿/水蜜桃調査猿/全記憶再生装置/卓上キネマハウス/夜間自動記録式電氣箱/遡行計/中國的水晶萬年筆/青い火花を散らすもの/瞬間永遠接着液/流星シラップソーダ/空中寝台

[わかさんの感想 · 2008年7月2日]

クラフト・エヴィング商會との出会いの本。
もうどうしようもなくストライクだ。

[へいこさんの感想 · 2008年6月17日]

この本に出てくる「商品」はすべて架空のものなので、当然ながらその取扱説明書や空き箱も架空のものなわけですが、どう見てもそれは長い年月を経た印刷物にしか見えません。いかにも「あり得ない」モノもあれば「これはありそう」なモノまで、商品そのものもすごく楽しいですし、明治から大正・昭和初期に至る時代のモダーンな雰囲気がお好きな方にはたまらないと思います＾＾

[いちさんの感想 · 2008年4月29日]

ずっと眺めてても飽きない。
凄すぎ。

[iruseさんの感想 · 2008年3月25日]

タイトルにある『どこかにいってしまったものたち』の写真つき解説書。著者であるクラフト・エヴィング商會は、三代続く架空の商會。取り扱っている商品は、どれも不思議で何の役に立つか解らないのだけれど、天然宝石にない、明らかに染めた色のガラス球のようなキラキラ感があって、初めて見る物もどこか懐かしい。

[ちゃととさんの感想 · 2008年2月20日]

高いので、図書館で＾＾；

[h-fuyukoさんの感想 · 2008年1月4日]

子どもの頃に読めば信じてしまいそうな不思議な品物を紹介した本。
あれば良いな、ではなく、あっても使えるかな？と思わせる品物ばかりなのが面白いです。
気が向いた時に気が向いたページを読めばいいかと思います。
装丁がとても凝っていて素敵。

[Ｈさんの感想 · 2007年12月8日]

うおおお懐かしい…！思い出していてもたまらなくなったんで買ってみました〜いいね…！<br>
分類どこにすればいいんだろう…と思ったらあっさり７門でしょと言われました。<br>
でも…これ…サブカルのとこにあったよ…。<br>

[ツキシロさんの感想 · 2007年9月30日]

架空の品々があたかも現実にあったかのように語られる本。こういうの好きな人はあんまりいないだろうと思うのですが、わたしは好きです。図版や造りに凝っているのも魅力。

[アリさんの感想 · 2007年9月18日]

昔あったっぽいものを捏造して、紹介している本。一瞬信じかけました。<br>
経年劣化して、更に味の出る本。