どこかにいってしまったものたち

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480872920

感想・レビュー・書評

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  • 明治大正昭和に実在したかもしれないものたちの広告カタログ。
    実際にあったらいいのに。

    クラフト・エヴィングの作り上げる「ありそうで、ないもの」のリアリティは凄い。
    だって本当に在りそうなんだもの。

  • 人の記憶に作用する「記憶粉」過去の時間を再現する「時間幻燈機」などなど、見たこともない摩訶不思議な道具がたくさん紹介されています。

  • あったらいいのに!とか、
    世界中探せばどっかにあるかも?!とか
    そういうあるかないかのものたちが
    ぎっしりつまってて、
    妄想族にはたまらない一冊。

  • 万物結晶機、迷走思考修復機、アストロ燈、卓上キネマハウスなどなど。
    目次だけでキュンキュンできる、ツボな人はとってもツボなクラフト・エヴィング商會の本。
    商品本体は「どこかへいってしまって」いて、残されたのは説明書や広告、箱やパーツのみ。
    それらすら完全ではなく、不完全だったり状態が悪かったりするものばかり。
    そこから一体どんな商品でどういう使い方をするのかを想像していく。
    商品名にピンときたなら楽しめること請け合い。
    あいかわらず写真も凝っているので、眺めるだけでも満足です。

  • 本当にあったと思いたい。
    素敵な装丁!
    読むだけでなんだかしあわせ気分

  • 明治から戦前にかけて、今はどこかにいってしまった不思議な発明品のカタログがコンセプト。思わず読んでいて笑ってしまったり、本当にあるかもと疑ってしまったり。レトロ感がたまりません。
    帯の文を三谷幸喜さんが寄せていましたが、ああ好きそうだなぁこういう本と思いました。三谷幸喜さんの脚本が好きならこの本もきっと好きになります。

  • 本当はあるんだって、誰か囁いてくれないかなあ。

    図書館で読むだけじゃ満足できない、
    これは手に入れたい。

  • 流星シラップソーダが特にお気に入り。どんな味がしたんだろう。

    巻末も楽しいです。
    種明かしなのにちっとも興ざめじゃない……というかもう、いっそそれすらフィクションの世界なんじゃないかと思えてしまうのが凄いです。

    『「現実離れ」などの副作用にはくれぐれもご注意下さい』

    巻頭にはこうあるけれど、既に手遅れなような気がしてなりません。

  • 不思議なタイトルと不思議な表紙に惹かれて手に取って、立ち読みしたその足でレジに持っていった一冊。
    商會の本は、この雰囲気が一番好きかもしれない。

  • この本も届いたばかりで読んでいないんだよ。
    クラフト・エヴィング商會の本が大好きだと教えてくれた人がいて
    その人のことが大好きだから・・・
    少しでもその世界を知りたいと思って手に入れたんだよ。

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