どこかにいってしまったものたち

著者 : クラフト・エヴィング商會

• 筑摩書房 (1997年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[solala06さんの感想 · 2019年11月4日]

これは吉田浩美さんと国谷千恵さん名義のクラフト・エヴィング作品
一字一字活版印刷を･･･す、すげえ･･････
これが･･･もの作り･･････

[hpsさんの感想 · 2018年9月3日]

どこかに行ってしまった設定で作られたものたち。本体はなく、解説本や箱だけを作り、想いを馳せるという遊び楽しそうだなあ。

[道標さんの感想 · 2018年2月9日]

架空の会社による架空の商品を年代に分けて紹介している一冊。にもかかわらず一抹のノスタルジーを感じるのは、紹介されている商品一つ一つに時間が感じられるからだろう。
様々な商品が紹介されているが、お気に入りは「闇を作り出すアストル燈」。

[a0061878さんの感想 · 2016年11月27日]

凝ってるなぁ。どれも本当にあったもののような気にさせられる。闇を作り出すアストロ燈でこっそり隠れてみたいし、あらゆるものを結晶化する万物結晶器も使ってみたい。でも、何を結晶化しよう…なかなか思いつかない。クラフト・エヴィング商會、この頃は吉田浩美さんと国谷千恵さんだったんだ。吉田篤弘さんはレイアウトでの参加。

[hosinotukiさんの感想 · 2016年11月4日]

この本の分類に悩んだけれど，切り張りというほとんどアートと言って良いと思われるので画集とした．素晴らしいです．

[kiseさんの感想 · 2015年11月8日]

本の内容は大方いつも通りですが、紙物が多いのが特徴でしょうか。作品の作り方の過程が少し見えたのは収穫でした。そういう意味で魔法の薬が気になる。あとは初期メンバーが今とは違っていたのだなというところに目が行ってしまって、その辺りも気になる次第であります。

[umintyu3003さんの感想 · 2015年10月6日]

ホント好き。

何なのこの人たちは。そして、猫がどこかに行ってしまってるじゃないかー！！！

[松ヲ古書店さんの感想 · 2015年9月24日]

わたしがクラフト・エヴィング商会に出会ったのがこの本。好きすぎて好きそうな人にあげちゃうので、何度目かの購入で今も本棚にあります。

[tamausaさんの感想 · 2015年9月20日]

重力から自由になる硝子蝙蝠、過去を映し出す時間幻燈機、食べ頃の桃を判定する水蜜桃調査猿……本書に登場する「どこかにいってしまったものたち」は、現在この世に「ない」ものたちであり、残念ながらその実在が確認されておりません。ゆえに本書を最良のかたちでお楽しみ頂くためには、その真偽を問わないことをおすすめ致します。ただし「現実離れ」等の副作用にはくれぐれもご注意ください。

装幀・レイアウト / 吉田 篤弘

[moon-uさんの感想 · 2015年9月13日]

いやぁ、もう、楽しい。

実際にはなかったものをあったかのように
表現する、素晴らしい。面白い。

このコンセプトに感激。なんというか、すごい。

そして、まったく手を抜いていない。

闇を発生させる「アストロ燈」これがツボ。

疲れた日中に欲しい一品。