くらべる東西

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487810338

感想・レビュー・書評

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  • 大阪生まれですので すべて西の写真が 「普通」 または「 懐かしい」 と感じるものでした でも どんどん東西の 区別がなくなってきてるから 違和感は薄れていくんでしょうね 34しか載ってないのが 残念なくらい もっと さがせばあると思う

  • ずーっと関西圏に住んでいるのに、和菓子と雛人形以外は東に馴染みがあるのは、どうしてなんだろう(^_^;)?我が家が東文化なのか?それとも街ぐるみで東文化?はたまたメディアと流通の発達によって、地域差が無くなった状態なのか?謎は深まるばかり( ̄~ ̄;)

  • いなりずしや桜餅、ぜんざいの違いにびっくり。
    東のは見たことないのも多いなあ…いや、確かに俵型のいなりずしを見たこともあったけど、てっきり潰れているのかと…。

  • 東と西で異なる文化を、写真と文で紹介した本。
    まずどーんと東と西それぞれのものが紹介されており、「何が違うん?」と間違い探しのように写真を眺めるのも楽しい。
    ほとんどが初めて知ったことばかりで「ふーん!そうなんや!」と面白かった。
    また、その違いを生んだ理由まで書かれているのが興味深かった。
    わたし自身は西に生まれ西に育つが、慣れ親しんでいるのは東の文化だな、というものもあり。
    多様性がなくなってきているのか。
    でもやはり昔からの文化の違いって素敵。
    色々な文化を大切にしていきたいと、そんな気持ちになった。
    シリーズ本みたいなので、他の本も読んでみたい。

  • 銭湯やタクシーといった身の回りにあるものの東と西の違いが全て写真付きで紹介されている一冊。目新しい違いはあまり多くなかったが、流通が発達し、情報伝達の速度も早くなっている現代においてもなお、地域によって異なる文化があるというのは素晴らしいことであり、守っていかなくてはいけない伝統なのだと感じた。読了後、大阪に本社があるスシローに行った。いなり寿司はしっかりと“西”の形をしていて少し嬉しい気持ちになれた。

  •  同じ日本でありながらずいぶん違う対象としてよく取り上げられるのが関東と関西。関西の人はお金の話が好き、ボケとつっこみが好き。それに対して関東の人は一見すると冷たくお高く留まって見える、電車の中が静か(おばさまは東西を問わず例外だ)と言っただけでも違いがある。


     そんな東西の違いを写真で表現したのが今回の本だ。長年の歴史がそうさせたのか、違いがあるある。そんなことを言うと京都の人に怒られるか。「伝統と歴史のある京都と一緒にせんといてくれへんか」なんてね。


     玉子焼き器一つとってみても違いある。東は正方形で西は長方形。料理本の多くがなぜか知らないが西の玉子焼き器を使っているために、多くの海底で使われている玉子焼き器は西型だそうだ。


     猫にも違いがある。カギ形のしっぽが多いのが東のネコで、真っすぐな形のしっぽが多いのが西のネコ。不思議なものだ。


     東西の違いについて夜の時間が長くなっている秋にこの本をパラパラめくりながら知るのもいいかなとふと思った。

  • 328

    2016年では108冊

  • 同じスタッフで七冊目って?~いなり寿司・おでん・カクテル・カルタ・環状線・金封・建築家・コマ・桜餅・座布団・七味唐辛子・実業家・消防紋章・縄文土器・関・線香花火・ぜんざい・扇子・銭湯・タクシー・タマゴサンド・玉子焼き器・だるま・ちらし寿司・ねぎ・ネコ・のれん・ひなあられ・ひな人形・火鉢・骨抜き・名山・屋根・落語家~名山の東はつくばで西は富士…というのは、江戸から見ての話。カレーうどんは違わなかった。写真を見て違いが分かる銭湯

  • 東西の文化の違い
    分厚いけれど、写真メインなので、パラパラっとみられます。

    知っているのはちょっとしかなかったです。
    印象的なのは
    表紙の銭湯
    食パンの厚さ、卵のサンドイッチ
    香典袋、のし袋
    ひなあられ、節分の豆、ひな人形と並べ方

    地図では西が左なので、
    写真も西が左側、東を右側にしてほしい

  • [墨田区図書館]

    2019年10月追記:
    ブクログレビューで見かけて面白そう、「読みたい」登録しよう、とみてみたら、既に「読み終わった」になっていてびっくり!でもこのレビューのおかげでどんな本なのか、細かい内容はともかく、自分の中での位置づけ感覚を思い出した!!こういう時、半分は心の声を残した自分のレビューのおかげとわかっていても、ブクログ様様だなーと思ってしまう(笑)

    ~~~~~~~
    同じ著者コンビの、「目でみることばのずかん」がとても良かったので、そこから検索して借りてきた前作7冊の一冊。

    ただ、この7冊は小さいけれど180ページくらいある分厚い辞書チックな本で、、いわば大人の雑学書的なつくり??
    いきなりこの本を子どもにどうぞ、とするのは少し厳しいかもしてないので、やはり上著を最初に知って良かった!あの本を読んで面白いと思った後なら、この本に出てくる絵がそれぞれの表紙などにも出ている(というかあの本の方が、これら7冊からの抜粋本だから)し、子どもでも興味深く眺められるはず。

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著者プロフィール

1972 年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒。出版社勤務後、作家・ライターとして活動。
著書に『目でみることば』『似ていることば』『似ている英語』『目でみる漢字』(東京書籍)、『基礎教養 日本史の英雄』(扶桑社)、『風雲児たちガイドブック解体新書』(リイド社)などがある。個人ブログ「おかべたかしの編集記」。

「2018年 『くらべる世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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