薔薇の名前〈上〉

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488013516

感想・レビュー・書評

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  • ついに読んでみました。
    冒頭からもうめくるめく感じで引き込まれ。発見者の話は今後も出てくるのだろうか、と楽しみ。
    でも話者、どんだけ脱線するんだい、京極堂もまっつぁおだよ、と少々時間かかるうえに、理解にも時間がかかるので、途中からわからんところは雰囲気で読みとばすようになったのですが。
    以前古書店で、「薔薇の名前」辞典ってのが売っていたけど、それ買っておいた方がよかったかな、とちょっと思いました。

  • 一言で言うと、私には無理だった。

  • 手強い書き出し…
    プロローグはよく分からないまま…

    何ヶ月か掛かってようやく上巻を読み終わる。

    覚えにくい名前の登場人物が沢山出てくるし、キリスト教の各宗派の違いや、僧院内の塔内の各部屋の位置関係などは、文字を追うだけで全く理解出来ない部分が結構出てくる。但し、ストーリーを追うにあたっては、それらの理解欠如はそれ程マイナスには働かない様子。

    マヤさんのレビューにある様に、主人公の師であるウィリアムは、まさにシャーロック・ホームズ。推理力や、その説明の語り口も正にそのままである。

    期待していたほどのワクワク感は無いけれど、ようやく下巻に辿り着けたって感じ。

  • P233まで。
    以上に述べたことが、私の推理によれば

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784488013516

  •  
    ── ウンベルト・エーコ/河島 英昭・訳《薔薇の名前 199002‥ 東京創元社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4488013511(上)
    ── Eco, Umberto《Il Nome della Rosa 1980‥‥ Italy》
     
     Eco, Umberto 19320105 Italy 20160219 84 /記号論哲学、作家、
    中世研究者、文芸評論家、ボローニャ大学教授、オックスフォード大学
    ケロッグカレッジ(en)およびオックスフォード大学名誉会員。
     
     書物の中の書物「書物内書物」
     
    …… たった七日間の物語だが、完璧な作品である。閉じた中世世界を
    “開いた作品”にしたという意味で、完璧なのだ。
    http://1000ya.isis.ne.jp/0241.html(松岡正剛 千夜千冊)
     
    …… 百八歳(煩悩の数か)で世を去った男が遺した「四百字詰め原稿
    用紙で、ほぼ四十万枚分に相当する」史上最長の小説を誰が最初に読み
    通すかという、言わば犯人探しにも似た推理小説風の筋運びが「小説伝」
    の内容を形づくっている。(P220/島 弘之・解説)
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4828830855
    ── 小林 恭二《小説伝 19881115 福武文庫》
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19551202 小説伝 ~ 架空の日付 ~
     
    (20160220)
     

  • 半沢直樹の「銀翼のイカロス」からリファレンス。

    イタリアの僧院を舞台に、次々と発生する連続殺人が八ッ墓村状態。

    個人的には豚の血壺でツームストンパイルドライバー死が凄いと思いました。

  • 前半を越えればだんだんおもしろくなってくる。

  • 【配置場所】特集コーナー【請求記号】973||E
    【資料ID】19003316

  • 学生時代の高松ソレイユ館で映画を見た。本も購入して再読なのだが、P306カルカソンヌに向かったや、p328当代随一の哲学者は、修道僧ではなくて、薬種業者だ。それは、あのフィレンツェの男ダンテだ。の文字に年にあった読み方があるのかと思う。まだまだページは続く、
    薔薇の名前とは。本文最終、過ギニシ薔薇ハタダ名前ノミ、虚シキソノ名ガ今ニ残レリ。映画の最終テロップでは、

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著者プロフィール

1932年イタリア・アレッサンドリアに生れる。小説家・記号論者。
トリノ大学で中世美学を専攻、1956年に本書の基となる『聖トマスにおける美学問題』を刊行。1962年に発表した前衛芸術論『開かれた作品』で一躍欧米の注目を集める。1980年、中世の修道院を舞台にした小説第一作『薔薇の名前』により世界的大ベストセラー作家となる。以降も多数の小説や評論を発表。2016年2月没。

「2022年 『中世の美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ウンベルト・エーコの作品

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