- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488025502
感想・レビュー・書評
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アリス殺しとはまた設定の異なる世界でそこでまた例外があり、一貫性がないなぁと思いながら読んでいたが最後にアリスの物語につながる人と思わしき人が出てくるため、これはもしかしてシリーズ通して逆向きに進行してるのか?と思ったので次のドロシイ殺しを読むことに。
今回はハイジでも出てくるかと思ったけど、そうでもなく、様々な物語が組み合わされていて、そのために登場人物も多くまた地球のアーバタールもいるので最後ら辺は理解が追いつかなくなりそうだった。混乱しないために名前を覚えていきながら読むことをお勧めします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作アリス殺しの続編。
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アリスと比べると言葉遊びが減ってしまったような気がする。井森くんもうちょっと冷静に推理ができるキャラだと思ってたよ。くるみ割り人形だけじゃなく、ホフマンの他作品も関係してくる。アリス殺しとこうやって繋がるのか!
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前作と共通するのは、主人公の井森建=ビルのみ。ビルが不思議の国から迷い出て別の世界に迷い込んでしまった。そこにも、地球にアーヴァタールを持つ人がいて、という設定。ビルが忘れっぽいという設定のため、会話がとてもまどろっこしい。さらに不思議の国と違って、あまり馴染みがない世界なのが辛い。巻末に解説があるが、本書の趣向に関係があるので読まないようにと書いてある。でも、最初の場面が終わったあたりで読んだ方がいいと思う。読んでも、やっぱり混乱したけれど。
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本当のアーヴァタールは。
誰しもが真実を話、自分の正体を曝け出しているけでなく嘘に嘘を重ね犯行に及ぶ者もいるのだな。
素直に正体を教えるのは、相手の様子や信用出来るかなどを確認したのちにすべきなのだろうな。 -
アルプスの少女のクララかと思いきや、全然違った。アリス殺しは乗りきれなかったけど、今回は動機の創出、どんでん返し含め本格らしくとても楽しめた。過去作の登場人物がちょいちょい出てくるのも作者らしい