何が困るかって

著者 :
  • 東京創元社
2.87
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感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027445

感想・レビュー・書評

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  • 2015/02/17
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  • 短編集。ホラー。おもしろくないわけじゃないけど、読んでいて嫌ぁな気持ちになる。

  • 仏さまと神様の作り方が好き。
    成り立ちの違いがなんとも。

  • 坂木さんのブラックな話は、苦手なものが結構あります。

  • 【収録作品】いじわるゲーム/怖い話/キグルミ星人/勝負/カフェの風景/入眠/ぶつり/ライブ感/ふうん/都市伝説/洗面台/ちょん/もうすぐ五時/鍵のかからない部屋/何が困るかって/リーフ/仏さまの作り方/神様の作り方

  • ブラックミステリ短編集。
    黒い坂木さん全開って感じです。
    ほとんどがブラックな話ですが、ついつい読んじゃいます。
    短い話が多くて、結構すぐに読み終えることができました。

  • 甘くはないけど優しい後味の作品が多いという作者のイメージが、少し変わった。じんわりもんにょりとお腹の底が気持ち悪くなるというか、淡々とつづられる悪意の発露とでもいうと言いすぎだろうか。
    スリラー的な怖さの『都市伝説』、人々と人でないものの穏やかならざる心中『カフェの風景』、翻訳小説みたいな雰囲気の『鍵のかからない部屋』。
    タイプの異なる恐ろしさと味わいの短編の中で、もっとも怖くてやりきれなかったのは『ふうん』。
    まあ、何が困るかって、いかに面白かったか、ということがうまく伝えられないことなんだけど。

  • 短編集。
    どれもだまし絵のような世界で、
    ちょっとおかしいな?から徐々にねじくれた、あれ?という結末。
    そうくるか!?と突っ込みたくなる不思議な世界観で面白い。
    さらにあとがきもひとひねりしてあって面白い。
    うーん、面白い(笑)

  • 皮肉な雰囲気のショート・ショートとまではいかないけれどごくごく短い短編が収められている。
    ちょっとダークな坂木司だ。
    多くの短編が最後のオチにサプライズを演出しているんだと思うんだけれど・・・うーん、なんかしっくりこなかったなぁ。
    あんまり怖くないし、あんまり驚かないし。微妙。

  • 短劇も避けたので坂木さんがこういう話を書くとは驚いた。大好きな作家さんだし色々なお話をかけるのは素晴らしいけど、個人的に後味が良くないのは苦手なのです。洗面台のような話はらしさが覗いて良かったかな‥。

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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