何が困るかって

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 834
感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027445

感想・レビュー・書評

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  • 坂木さんだんだんブラック寄りになってきた??読んでいてヒヤリとするような、気味が悪いような?内容も多かったです。最後に、あぁ…みたいなのとか。
    あとがきも斬新でしたね。

  • 以前も坂木司のつもりで、似たような名前の作家さんの本を手にしてしまったことがあり、
    あ、今回もまちがっちゃったんだな、と何度も表紙の作者名を確認し。

    半分くらいまでは頑張ったけど。
    ダメでした。

  • ほっこり、の坂木司が好きな人には受け入れがたい作品であろう。系譜としては『短劇』と同じブラックショート・ショート。私は決して反ブラック坂木ではないけれど単純にこの作品はあまり好きではない。出来のよいものもあるが出来の悪いものの方が多い。作者が他の創作活動の為にたまにはこういった毒気のあるものも吐き出していかないと先が持たないのだろうなぁとはおもうのだけれど。ブラックでも乙一のようなうまさがあればいいのだけれどな。

  • 坂木さんじゃなかったら、気にならないんだろう暗めな話が多め。
    バスでのピンポン勝負みたいに楽しいのが好き。
    ふうんみたいな、あぁこう感じるかもしれないなぁというのも好き。
    何が嫌って、1話目から意地悪な話で、視点かえて読まなくちゃと常に思いながら読む自分自身が嫌でしたね。

  • ちょっとわかりにくかったなぁ。

  • 「和菓子のアン」の作者というイメージで読むとかなりアテがはずれる。面白いものもあったがイマイチなものも・・。全体的にはまあまあ、くらい。

  • 図書館で借りる。坂木さんらしいスパイシーあり、ほっこりあり、ちょっとした毒ありで飽きない。最初から最後まで面白く読めた。個人的には「勝負」を劇画タッチな少年漫画で読んでみたい。

  • ん? という話がたくさん。
    そんなことがあったら救われそうだったり、ペットが考えていそうなことだったり、ちょっと気味が悪かったり。
    気分転換したいなというときに、適当なページを開いて読んだらスッキリしそう。

  • 坂木司新作。短劇みたいな短いお話18編。面白かった。でもちょっと展開が似通ってきた感じ。いい話と人間の怖い部分を書いた話と一つの場面に居合わせた人達それぞれのドラマ?の話。最後の「仏さまの作り方」と「神様の作り方」は面白かった。特に仏様。こうやって伝説は作られていくのか。

    2018.10.10
    あれー、再読??びっくり、全然覚えてなかった。「勝負」は覚えてて、何かべつのとこで読んだよなーと思ってたけど。短劇ほどのインパクトはないというか。いまいち印象に残るのがない。「仏さまの作り方」はやっぱ面白かったけど。

  • 短編集。
    なんというか、読んでいると、途中で「ん?」となる感じがあります。
    個人的に気に入った話は「キグルミ星人」「都市伝説」
    細部の意味がわからなくて2回ほど読み返したのは「鍵のかからない部屋」
    後味は良かったり悪かったり。悪いのが多めだろうか、気分的なものか。

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著者プロフィール

一九六九年、東京都生まれ。二〇〇二年『青空の卵』で〈覆面作家〉としてデビュー。一三年『和菓子のアン』で第二回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。主な著書に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『肉小説集』『鶏小説集』『女子的生活』など。

「2022年 『おいしい旅 初めて編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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