魔術師の夜 上 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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本棚登録 : 99
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488195106

感想・レビュー・書評

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  • マロリーシリーズ第5弾

  •  マジックは、文章化が難しいですね。

  • いよいよチャールズ本領発揮の奇術師の話。
    老いた奇術師たちの昔話もあまり面白くないし、
    次々と繰り広げられるマジックもあまり面白くない。
    マジックを言葉で説明するのが難しいからか、
    私に想像力がないからか。

    (下巻に続く)

  • 老マジシャンが舞台上でイリュージョンの失敗で死んだ。
    事故なのか殺人なのか。マロリーと犯人の駆け引きが始まる。

    という訳で、今回はマジシャンが相手。
    チャールズの従兄がマジシャンと言うことで、今までもマジックがネタに使われたことがあったけれど、今期はずばりそのものがテーマ。
    丁々発止のやり取りにドキドキ。下巻の展開が楽しみ。

  •  キャロル・オコンネルのマロリーシリーズ。
     故郷での過去との決着をつけたマロリーがニューヨークに帰ってきた。で、へたれチャールズの従兄(故人)を中心とする老マジシャンの仲間たちの間で殺人事件が起こる…。

     今回はチャールズのへたれ度が低くていまいちww おじいちゃんマジシャン達をかばおうとするチャールズはマロリーから絶縁されてしまうのだが、まぁチャールズにはチャールズの正義があって、マロリーには正義はないから、へんにへたれになってないところが不満。うーん、チャールズよ、マロリーを受け入れるには、善悪がどーのとか、義理人情がどーのとか、そういう小さいこと気にしてちゃだめだぜ。
     ストーリーは、第2次世界大戦時のフランスでの事件が起因していて、それが出てくるあたりからはさくさくと進みだすけど、その前がまったりしてて、なんだか。
     と、マジックを文章で表現するのは難しいつか、そればっかりになってくると読んでる方は何がなんだかわからなくなります。

     ともあれ次のチャールズのへたれに期待しませうww

  • 「氷の天使」に始まるマロリーのシリーズ5作目。
    ニューヨーク市警の巡査部長キャシー・マロリーは冷たい緑の目に金髪の美女。浮浪児として育った凄惨な過去のため、社会病質者とまで評価されたこともある特異な性格。
    頭の良さはもっぱらハッカーとして生かされ、養父のマコーヴィッツ警部亡き後は、身近な人々には心配されています。
    クールな態度に情熱を秘めたマロリーがカッコ良く、切れの良いきらきらした文章も相変わらずです。

    マジックの大きな催しで、著名なマジシャンがニューヨークに集合!
    幻のイリュージョンを復活させようとしたマジシャンが公衆の面前でクロスボウに貫かれて死亡。マジックの失敗だったのか?殺人と睨んだマロリーの孤軍奮闘が始まります。
    周りの人間との衝突は何かと絶えないのですが…

    マロリーの非公式の相棒チャールズは人の良い大男。チャールズの叔父のマックスが伝説的なマジシャンだったので、第一作からマジックの話は絡んでいましたが、今回は全体的にちりばめられていて、舞台効果のような大人っぽいムードを盛り上げています。



  • 詳しくは下で。

  • 買わなきゃー

  • マロリーシリーズ、チャールズの出番が少ないのが悲しい(涙)。

  • これも最近お気に入りのシリーズもの。冷徹な女刑事、マロリーが主人公。

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