乱れからくり (創元推理文庫) (創元推理文庫 M あ 1-2)
- 東京創元社 (1993年9月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488402129
感想・レビュー・書評
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久しぶりの連続殺人事件もの推理小説。米粒写経さんのYouTubeで紹介されたのがきっかけです。小説の中で古今東西のからくりにまつわる著者の知識を登場人物がうんちくで語るシーンが何とも言えない。謎解きは関係者の心情がトリックと緻密に相まっていて居島さんの推薦とおりでした。他の作品も非常に興味有ります。
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2003/3/24 すごい最後のどんでん返し。★4
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少し古いなと思ったけど、読み易かった。
乾くるみ著 『イニシエーション・ラブ』の作中に出てきた作品だったので、読んでみた。
最後の謎解きは爽快。
推理小説の醍醐味だね。
でも、隕石は何だったの? -
からくり交響曲
奇妙な屋敷、巨大迷路、個性豊かな玩具など、わくわくするガジェットが目白押しで読んでいて楽しいです。発生する事件に派手さはないですが、隠されているトリックは大仕掛けです。
個人的に注目していた未亡人とのロマンスは、控えめに進行します。初期作品だからかなと思っていましたが、ほろ苦い幕切れが全てを物語っていました。 -
まるで本自体がからくりのようだった!