インディゴの夜 (創元推理文庫 M か 5-1)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 264
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488468019

感想・レビュー・書評

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  • 途中で厭きるかな?と思ったら、楽しく読めました。
    実写をやってたことは読んでる最中に知ったのですが、キャストを見て、ツボにきました!
    特に塩谷さん(笑) 合いすぎです。
    もうちょっと個々がindigoに入ったきっかけ話を盛り込んで欲しかったですねー。ちょっとそこが残念です。
    でも、こんなclubがあったら行ってみたいなーと思いました♪

    続編もあるらしいですが、とりあえず積み本を片付けてから読むことにします。
    作者の加藤さん、男性だと思ってましたが、女性でびっくりしました(゚Д゚)

  • 久々の加藤作品。本作もさらっと読めた。
    もともとドラマを見ていたのもあり、入り込みやすかった。
    晶の性格もあり、逆ハーにならなさそうなところが、安心して読める。おかしな恋愛祭りにならないだろうという安心感があるので、続刊も読みたい。
    ホストクラブが舞台のため、ハラハラする場面も多々あるが、それもまたいい。
    2014.02.03

  • インディゴの夜1作目。

  • ホストクラブでいわゆるホスト、ではないホスト達が様々な事件を解決していく、という設定はすごく興味をひかれた。
    ただ登場するホストたちの人物描写が少ないように感じ(主人公が女性ライターだからかもしれないが)、あまり感情移入できなかった。

    あっさりした読みごたえ。
    女性作家だとあとがきで知り、あっさり感は読書をする時の自分の視点が男性的なのか、作者と違うところにあるからなのかな、と思った。

  • ホストたちが事件を解決するお話。

    読みたいと思ったきっかけはコースケさんがイラスト担当したものが発売するからだったんだけど、図書館で借りたのでこちらの本に。
    魅力的な人物が多いので、そっちの絵でも見てみたいなぁ。

    小説の内容は、面白くて化粧落とすの忘れて寝落ちする寸前まで読み倒していました。
    続刊も読む!

  • サクサク読めたけど、なんか軽すぎる。読了後は特に何も残らない感じ。でも、読んでいて悪い気持ちにはならなかったです。

  • 随分前に購入し、積ん読してあったんですが、もっと早く読んどきゃよかった!と感じるぐらい面白かった。

    ホストクラブのオーナーとその従業員達が主役のミステリー。ストーリー展開も面白いし登場人物も魅力的。
    特に主人公の晶が好きです。ところで憂夜さんって本当に何者??

  • おもしろいホストたちが集まる「club indigo」でのお話。


    主人公はおネエではないかとずっと疑い続けていたが、女の方だったみたいです‥笑。

  • またしてもジャケ買いw

    というか、あたし、ワカマツカオリのファンなんです☆
    ポストカード収集はもちろん、カレンダーは毎年予約してるし、ケータイの有料待ち受けも必ず購入するくらいにw
    この本も、ワカマツカオリのHP上で知りました。

    さて、で、本の中身の話。

    探偵小説ではあるけど、推理小説ではない短編が4つ。

    帯にある「ホスト探偵団」という言葉どおり、ホストクラブ「Indigo」に出入りする人びとが何かの事件に巻き込まれて、それをホストクラブのオーナーと、そこで働いている男の子たちが解決する、的な。
    少年探偵団みたいなノリのお話。

    ミステリーとしては微妙だけれど、どたばたコメディ(?)としては、まぁまぁ。
    良くもなく、悪くもなく。。。
    (あたし、ホストにもクラブにも興味ないからなぁ…)

    1つだけ難を言うなら(というか、再版するときにはぜひ訂正してほしいのだけど)、p.72の「トランスジェンダー、別名性同一性障害」というセリフ。

    それは違うし。

    性同一性障害は、トランスジェンダーの別名ではないです。
    そもそも、区別の軸が違う。

    詳しいことは、数多くの解説書が出てるので、それを参照してもらえばよいのですが、大雑把に言えば、「トランスジェンダー」とは、自らのアイデンティティをあらわす用語。
    つまり、いわゆる「体と心の性別が一致しない」状態であっても、本人が「トランスジェンダーではない」と感じるのであれば、その人は「トランスジェンダーではない」し、他者から見て「体と心の性別が一致している」場合であっても、本人が「トランスジェンダーである」と感じるのであれば、その人は「トランスジェンダーである」ということになる。

    けれども、「性同一性障害」という言葉は、医学的な診断名です。
    つまり、本人がどう思っているかではなく、医者が「性同一性障害という障害に適合していると考えるかどうか」・「治療が必要だと思ったかどうか」によって判断されます。

    この違いを無視してしまうと、トランスジェンダーだけど性別適合手術を望んでいない人たちや、トランスジェンダーだけど一切の医療措置を必要ないと考える人びとが生きにくくなる…ような気がします。

    それはとてもイヤです。

    なので、本のように多くの人の目に触れるものの中では特に、できる限り、正確な情報を載せてほしいし、できる限り、差別や偏見を助長するような文章は避けてほしいなぁと。。。

    なんだか、セクシュアル・マイノリティの話ばっかで、ホストやミステリーはどっかいっちゃった感じですがw

    でもなぁ…読んじゃったからにはスルーできないし、仕方ないw

  • 他の方も書いてますが、
    石田衣良さんのIWGPっぽいな。と。

    読みやすいけど、読んで3日もしたら中身を
    忘れてしまうような軽い作品だと思います。
    映像化しやすそう。
    IWGPを見たからそう思うのかな。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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