理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫) (創元推理文庫 M に 1-1)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 1908
感想 : 239
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488473013

感想・レビュー・書評

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  • はじめて読むし、デビュー作を…と手に取った本。
    描写を(事件に関するものも、その舞台である学校の部活棟についても、キャラクターも、会話も)盛りだくさんに書き込む作家さんだという印象。「語りたい」人だ!サービス精神がすごい。

  • 似鳥鶏さんといえばこの青春ミステリだよなという思い込みはあるものの、数多くの探偵を描く作家さんだ。都市伝説からの犯罪、さらにどんでん返しという現代ミステリの定型でくる。デビュー作にして賞もとったみんな大好き青春×ミステリ。
    最近この手のもの読み過ぎだ。

  • 学園ミステリの佳作。自分の学生時代を思いだして、にやりとしながら読了。
    学校の怪談的な怪異の正体が、二つとも似通っていたのは残念だった。特に二つ目の怪異については、別の系統の答えを期待していたのだが…。
    それでも物語の雰囲気がよかったので楽しく読むことが出来た。

  • 騙された!
    高校にフルートを吹く幽霊が出るとの噂が広まり、その謎を高校生たちが解いていく話。
    謎を解くのは幽霊を見た当事者たちではなく、ちょっと高校生らしくない頭のいい子だが、やはり探偵役はぴしっとしている方が好みだなあ。
    面白くて、いい話だと思ったけど、最後はちょっと切なかった。

  • 高校が舞台の小説に出てくる演劇部員は大体面白い人が多い(笑)ただ、主人公のキャラが弱いか・・・。本当に先輩の助手のまんま終わってしまった感じ。もう少しそれぞれのキャラが立ってくれたら、より面白くなりそう。続編に期待。

  • 借金と高校生、どう繋がってくるんだろう…とわくわくしながら読みました。人間生きてたら希望を持ったり絶望させられたり大変だ。でも悪いものばかりではないと思いたい。

  • いろいろ散りばめられてて、途中で飽きることなく、最後まで楽しく読める。

  • 壁の中にいたものは

  • 戦力外捜査官がなかなか楽しめたので、デビュー作のシリーズも読んでみようと思ったのですが、ちょっと物足りない感じでした

  • 長編好きだけどちょっと長がったなぁ。
    トリック解明にページをさきすぎた感がわたしにはしてしまった。
    でもラストはうわ!というか、びっくり。
    そっちの事件の方が気になる

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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