晩夏に捧ぐ (成風堂書店事件メモ(出張編)) (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 5-2 成風堂書店事件メモ 出張編)

著者 :
  • 東京創元社
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本棚登録 : 1800
感想 : 202
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488487027

感想・レビュー・書評

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  • 自分もいい加減本好きではあったが、とてもとてもマニアの域にはほど遠いなぁーと思うのであった。
    そして事件は昔におこり、さらに昔の事件もあり、今に続いているということなのね。

  • シリーズ2作目。

  • なんとなくスッキリとせずな読了感、、、。
    腑に落ちんというか、なんと言うかモヤモヤっと。

  • 読み始め…12.4.30
    読み終わり…12.5.11

    「配達あかずきん」に続く シリーズ第二弾。

    「配達あかずきん」では駅ビル六階にある書店『清風堂』で巻き起る日常の謎を社員とアルバイトのコンビで解決していくというショートミステリ。
    第二弾では二人の名探偵ぶりを知った元同僚からの以来で信州長野に旅に出るという出張長編になっています。

    これまで(配達あかずきん)は日常のちょっとした不可解な出来事を機転が利いて勘のいいアルバイト女子大生が謎を解いていたのに対して今度は殺人というほんまもんの刑事事件。過去の迷宮入りにも近い本職刑事さんでも解決できなかった事件を、ちょっとしたバカンス気分で訪れた信州三泊三日の旅の間に女子大生ごときにその謎(真犯人)が解けてしまうものなの~ ???

    少しばかりコミカルな軽さを感じてしまいまたけれど、書店を題材にしているというバックグラウンドはとってもいい雰囲気でした。大正11年創業の老舗「宇津木堂書店」通称「まるう堂」訪ねてみたくなります。

  • 面白かった。 いったい誰が、なぜ?と思いながら読んだ。淡々とではあるが、小さくワクワクしながら。頭の中で、テレビドラマ観ているように、画像が浮かびました。それって、ストーリーが上手いと言う事なんじゃないかなぁ。あ〜、本っておもしろい。紙の本がやっぱりいいな、、と思わせる作品でした。原稿用紙に並々ならぬこだわりを、、って、その原稿用紙、見てみたい。

  • 成風堂書店事件シリーズ2冊目。今回も「人の死なない日常の謎」短編集に期待したが、まさかの長編、しかも(過去とはいえ)殺人事件、最後には軽く暴力沙汰と、思いっきり期待を裏切る作品でした。非常に残念。ごくごく普通のミステリーであり、解決編までが異常につまらないし、そもそも主人公二人のキャラ設定がフワフワしているので、いまいちわかりにくいし。次回作に期待。

  •  成風堂書店シリーズ第二弾。

  • 配達あかずきんはとても良かった。日常ミステリーだけれども謎の部分がとても興味深くて読み応えがありました。これも良かったんだけれども、出来ればこのシリーズは本屋お仕事ミステリーに徹して欲しかった。

  • 書店員の日常系ミステリ2作目
    そして長編
    ってか、今回は日常系ミステリではなく、普通のミステリに近いかも

    地方の書店に、20年以上前に作家さん刺殺事件の関係者の幽霊が出るという噂を解決するお話し

    多絵ちゃんは魅力的なキャラではあるんだけど
    どうもわざとらしさを感じるんだよなぁ
    理由もなくもったいぶってる感じがなんとも

    天然というわけでもないんだけどね

    とりあえず、次はまた短編の日常系ミステリに戻って欲しいなぁ

  • 書店探偵の続き。図書館で。

    面白くないわけではないけれどもなんとなく微妙。27年前に起きた殺人事件をスパっと解決ってのもなんだかな、な感じで。老舗本屋さん特有の雰囲気や空気感は面白かったんだけど店主さんも店を閉めるってほど悩まなくてもいいのになあ。

    軽いちょっとした事件の方がこのコンビにはあっている気がします。

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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