- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488520120
感想・レビュー・書評
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ちょっと難しくて、物語に入っていくまでに時間がかかりました。
でも、出てくる女の子がみんなそれぞれ強くて可愛くて不思議でステキです。
どの登場人物にしても「定型化されたキャラクター」というのではないので、全編通してずっと感情移入し続けるのは難しいけれど、そこがいいんだと思う。
魔法が超常現象というよりも、精神力と知識の結晶というふうに描かれているのも好きです。
2010/11/24 読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
再読中。
マキリップならではの濃厚なイマジネーション渦巻くファンタジー。
ただ正直言ってわかりにくい…特に最初の方がね。
初心者にはお勧めしません。
最初に読むなら、「妖女サイベルの呼び声」から、ぜひ。
この入りにくさを乗り越えると、だんだんキャラが立ってきて、恋愛もあり、使命感もあり、才能の開花、危険な罠、わくわくの冒険有りの展開に。
じわじわと広がる~豊かなイメージの奔流を堪能しましょう。 -
星座と時空を移動する家と移動する部屋。マキリップ・ワールドですな。
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難解であることを認めた上で、それでも惹かれるエッセンスがあるのはマキリップならではじゃないかと思う。
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いままでのマキリップ作品にくらべて、物語に入り込みにくい。
二度三度文章を反芻しても、描かれているイメージが思い浮かべられない。
自分の読み取り能力が衰えた?
後半になって、やっと物語が見えてきた気がしたけれど……。
第二部『白鳥のひなと火の鳥』はいかに?!