揺籃の星 下 (創元SF文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488663247

感想・レビュー・書評

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  • 「星を継ぐもの」に続く3部作…の、第1部です。
    文句なしに面白い!です。

    ハードSF、というのでしょうか?この方の話は、理屈っぽいというか、主に主人公が科学者(あるいは技術者)という設定もあって、やたら研究についての記述が細かいという部分があるのですが。(理系がまるでだめな私には何を言っているのかまるっきりわからないです;)
    今回の話は、わりとそういう部分がなく、読みやすかったです。
    どちらかというと、SFというより、パニックものの色合いが強いかもしれませんね。
    もっとも、今後の展開はそっちに流れやすそうですが。(笑)

    「星を継ぐもの」でも、月で発見された5万年前の人類のミイラ、から、太陽系の(そして地球の進化の)意外な歴史がつまびらかにされたわけですが。
    今回はまるで違う道具立てで、宇宙の常識が覆されていきます。
    それがまた、作り事だとわかってはいるのですが、ついうっかり本当なのかも、と思ってしまう説得力にあふれています。
    何とか(名前忘れました~)、という説を下敷きに展開されているようなのですが、この説自体も読み物としては非常にとっぴで魅力的です。
    それをさらに発展させた形になるので、面白くないはずがない!(笑)
    ああ本が好きでよかったなあ、と心底思いました。
    第2部はまだ本国でも出版されていないようなので、どうやらだいぶ待つことになりそうですが。こんな面白い話だったら待つ甲斐があるというものです。

  • 上下巻あります。
    こっちは下巻。
    おもったより早く。
    地球滅亡が訪れてしまい、それでもどうにかしようと
    頑張る人と諦めちゃう人が見事に描かれています。
    実際におこってもこうなりそうな、非常にリアルな
    作品です。

  • オチは予想通り。SFというよりはサバイバルものかな?続編の展開も何となく読めました。

  • 救出、脱出の冒険活劇
    まぁ、これはこれでいいんじゃない?
    SF好きの方々も堅いこということなしで
    漫画、ハリウッドディザスタームービー風と思えば。
    続編ではどーなる?

  • 彗星の接近で潰滅的打撃を受ける地球。脱出するために死にものぐるいになる科学者。パニック物みたいでスピーディ! こういうのも好き。

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