傷つきやすくなった世界で

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260026

感想・レビュー・書評

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  • 時代としてはちょっと前だけど、いまも感じる傷つきやすくなった世界。
    去年いちねんで考えてたことに少し似てた。
    柔らかく、しなやかに、人の失敗に目くじら立てず、生きていくのが大事かなぁと思う。

    いじめは、内部に外部を生み出すしくみかぁ。。

  • p28 迷う力の素晴らしさ
    p34 ラブ!キャンペーン
    p39 植物化する男たち
    p43 恋したくない男たちの攻略法

  • なんか内容が古いなーと思ったら2008年発行ダタ
    正義を振りかざし、傷つきやすく他人を信用しない世界には幸福なんかないと思った。
    正義の鉄槌は私たちが落とすべきものではない。
    ちょっとした気配りは、震災後にちょっとだけ出たけど、いまは元通り、満員電車で人の足を踏んでも謝らない国に
    絆が大事なら隣の知らない人にも思いやりをもとうよ。そんなにいそいでどこにいくのだ。
    思いやりはめぐりめぐって自分のためなのだよ。

  • リクルート「R25」に2006年~200年初頭にかけて連載されたエッセイ。
    ターゲットが若者なので、読みやすい。

  • フリーペーパー向けの軽いエッセイ。気軽にサクッと読めるのが良い。ほとんど後に何も残らないけど。
    でも石田衣良ってこう言う事を書く人だったんだ。少し驚いた。

  • 人気小説家のエッセイ。氏の本は初めて。
    若者サラリーマン向けの内容らしいが、やさしい文体で差しさわりのない、それでいて現代日本が抱える各種問題の表層を捉えて説明している。そしてその少し下を、少しでもいいから考えてみようと提案している。実にやさしい文章だなあと感じた。結構TV露出もある方らしいのだが、自分はいまだ知らず。ちょっと興味が出てきました。どんな人なんだろう。
     本書はたまたま買った古本軍団の中の1冊で、おそらくタイトルに惹かれたのだろうが、数年眠っていたもの。なぜかこの年末に読んで見る気になり、一気読みとなりました。

  • 当時の社会の悩みを書いている一冊。

  • エッセイ

  • ☆☆$$この空は青いかとやはり同様のR25のエッセイだった。$$繰り返しになるが、著者のセンスの良さには脱帽してしまう。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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