- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532260576
感想・レビュー・書評
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筆者にとっての王道とは、不合理を無くし、適切なものを適切な価格で買うこと、それを十分に使い切れば結果として節約になる、というものだろう。主張には納得するものの、実践の仕方が独特でイマイチ共感出来なかった。例えば、洋服の青山で買った服で十分としながらも、車は中古のベンツを買っている。もっと燃費がよく手頃な車種があるのでは?結婚のご祝儀は出さない代わりに骨董の皿を送っている。相手が喜ぶとは限らないのでは?割と独善的というか筆者の好みに寄せた例が多い様に感じられる。好意的にみて、節約への主体性を問われる箇所の多い一冊だ。
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林望先生の価値観を解説した内容。
私とは価値観が合わないが、林望先生の価値観だから仕方ない。 -
リンボウ先生自体は決して嫌いではないけど…節約の参考にはあまり向いてない気がしました。
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生活水準とかスタイルが違うから全部は参考にならないけど、心がけたいこともあった。
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つまんない
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簡単に読めるから、振り回されずに良かったかなという感じがする。
ごく常識的なこと、自己顕示の一方的なことがない交ぜになっていて、よくぞベストセラーになったものだと思う。 -
林望さんといえば英国文化に造詣ふかい、おだやかな知識人&ジェントルマン。そのひとがなぜまた節約? と思って読んでみると、これが実に痛快。世にもまれなる頑固な親父の大説教が延々と続くのです。思わず背筋が伸びました。
「あなたにとっての人生のエッセンシャルはなんですか」と、リンボウさんはくりかえし問うのです。「人生は短い。大切でないものに使う時間はない。人に合わせたり世の中に迎合したりなど、無駄の極みである」と。あなたにとって大切なものだけに人生の時間を使いましょう。無駄なことはやめましょう。それこそが「節約の王道」。(このへん、ちょっとジョブズみたい)
ちまちまと財テクに走ったり、逆にここ一番、というときに出費を惜しんだりするような「節約術」など、論外である。「私は、いつも私流です」と言い切る。
読んで元気になる本です。とくに後半のエネルギッシュなアジテーションぶりは必読!