李世民 上 玄武篇

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532280444

作品紹介・あらすじ

随の重臣・李淵の次男、李世民は若くして武名を轟かし、煬帝に反乱を起こした父に従って唐建国の主導者となり、軋轢の末に兄・建成を殺害、二代皇帝の座につく-中国史上最高の名君といわれ、大唐帝国をつくりあげた太宗の波乱に富む生涯を雄大なスケールで描く。

感想・レビュー・書評

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  • 淡々と描かれている李世民。

    後半は見どころがあったが、前半は結構読むのが厳しかったかなと感じた。

    描写が薄く、想像ができないところもあった。
    下巻に期待したい。

  • 淡々と延々と。これは小説なのかな?

  • 名君・賢君の誉れ高い唐の太宗・李世民。上巻は、彼が皇太子となるきっかけとなった玄武門の変まで。
    暗君の煬帝と同じく兄弟を殺して帝位についているにも関わらず、後世の評価が全く違うのはなぜか、というところから書き出したそうです。
    歴史書の常だったりするんですけどね、王朝最後の皇帝は悪役に仕立てられて、創業者は名君に仕立てる、というのは。勝てば官軍、ってのはこういう点でも通じる言葉だったりします。
    2人の対比が真逆なのは、生存した時代が近すぎるからもあるんじゃないですかね。太宗を名君として書き上げる際に、悪役にしやすい人物がいたと。

  • 唐の太宗の物語。李淵の次男に生まれ、長男に疎まれながらも、素晴らしい成果を上げていく。隋を倒して唐王朝を樹立した父李淵に全力を挙げて全土を統一していく。
    結構見所がある。そこで下巻では皇帝へなるための次の一歩が読めてくる。さて。

  • 時間の無駄でした。

  • 初めは馴染みのない名前ばかりで、覚えるのに苦労したが、次第にストーリー面白さに引き込まれていった。

  • 【作品紹介】
    随の重臣・李淵の次男、李世民は若くして武名を轟かし、煬帝に反乱を起こした父に従って唐建国の主導者となり、軋轢の末に兄・建成を殺害、二代皇帝の座につく―中国史上最高の名君といわれ、大唐帝国をつくりあげた太宗の波乱に富む生涯を雄大なスケールで描く。

    ※感想は下巻読了後

  • 間を空けて読むと誰が誰だったかわからなくなる・・・けど登場人物一覧表があるので大丈夫!

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著者プロフィール

1949年倉敷生まれ。同志社大学文学部卒。印刷会社に勤務しイラストレーターとしても活躍。96年『霍去病』でデビュー、98年『白起』で注目を集める。『項羽』『呂后』『光武帝』『始皇帝』『仲達』『煬帝』など中国歴史小説を中心に作品多数。短歌結社「玲瓏」発行人も務める。

「2012年 『仲達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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