- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560046531
感想・レビュー・書評
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銀色のつばさのカモメ、ケンガーはやっとの思いで原油に覆われた海を飛び立ち、ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。そこには一匹の黒い猫がいた。名前はゾルバ。瀕死のカモメは、これから産み落とす卵をこの猫に託すことになる。が、その前に三つの厳粛な誓いをゾルバに立てさせるのだった。猫のゾルバが誓った三つの約束、でもその約束をまもるには、大いなる知恵とまわりのみんなの協力が必要だった…。ヨーロッパで大ベストセラーとなった愛と感動の物語。
読み終わったあと、優しい気持ちになれる一冊。
イラストも可愛くお気に入りです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子カモメのフォルトゥナータと猫のゾルバ、その仲間たちによるお話。最後のシーンはすごく感動します。
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猫たちが協力して孤児のカモメを育てるなんて、素敵なファンタジーじゃない?って思って数年前に購入した本です。主人公のゾルバが発する言葉が私は好き。優しくて力強くて誇り高く、他者の本質を愛する言葉。「飛ぶことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」って言う言葉は、私の背中も押してくれます。
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心にほんわかと灯がともったような気分になります。
主人公の猫がどこまでも紳士的なのが素敵です。 -
生まれる前に母親を亡くしたカモメのフォルトゥナータ。ゾルバをはじめとする港の猫たちが、彼女に飛ぶことを教えようとして……。異種族間の理解と友情をこれ以上みごとに書ききった話を他には知らない。