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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560070123
感想・レビュー・書評
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「ファウスト」を読んで以来、シェークスピアの中でも読みたかった作品のひとつ。
パックの最後の台詞はいい。
midsummerは真夏のことだとばかり思っていた。
イングランドは真夏がもっとも過ごしやすいと
聞いていたので。
観劇に際し再読。改めて読みなおしてみて「テンペスト」と似ていると思った。
形式的には二点、まず、宮廷における仮面劇である点。
次に、基本的にシェークスピアの独創である点。
そして、実質的には、気になるフレーズが幾つかあった点。
一つ目が、ラストのパックの台詞。作品自体が夢であることを示唆している(そもそも夏の夜の夢だし)
もう一つが、四幕二場の「この夢を解釈しようなんてものはばかだ」。
そしてこれと対比したいのが、テンペストにおける「だが、大地に礎を持たぬ今の幻の世界と同様に〜仕上げをするのは眠りなのだ」
の句とそれに関するD・G・ジェイムズの考察。
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私の初めてのシェークスピア。どたばたの挙句のハッピーエンドは子ども心にもメデタイ気分になりました。妖精王オベロンを素敵だなと思ったり。映画版のオベロン王(ルパート・エベレット)もよかったです。
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高校生。
高校の図書館。