森長可: 信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」 (PHP文庫 た 66-1)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569666228

感想・レビュー・書評

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  • 「殿、わしは殿を息子のように思うておったぞ!」
    「そんなことは、はなからわかっておったわ」

  • 戦国好きなら誰でも知ってる、でも、かじる程度の人ならあまり知らない。
    これぐらいの知名度の武将の本を読むのはおもしろい。
    「鬼」と呼ばれる長可の片鱗をあまり見れなかったような気がするのが残念なところではあるが…。
    ちなみにうちの子の名前は長可の弟と同じ名前です。

  • 4569666221 360p 2006・4・19 1版1刷

  • 物語が始まるのが本能寺の変直後。ここから森長可の小説を書くなんて結構チャレンジだなと思いました。それでもなかなかうまく構成されていて、楽しめます。長可の遺言状から創造された鬼武蔵の心中により、戦国の悲惨さがわかります。

    2010.08.17読了

  • 織田信長もその剛毅な質を認め、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の数々の功名、そして天正十年(1582)の武田攻めによって信濃川中島四郡を与えられ、上杉への備えを任されることに。しかし本能寺の変を境に彼の人生は狂い始め、やがて運命の小牧・長久手の戦いを迎える―。表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った武辺者の人生を描いた力作長編小説。


    2010.5.26読了

  • 織田信長もその剛毅な質を認め、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の数々の功名、そして天正十年(1582)の武田攻めによって信濃川中島四郡を与えられ、上杉への備えを任されることに。しかし本能寺の変を境に彼の人生は狂い始め、やがて運命の小牧・長久手の戦いを迎える―。表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った武辺者の人生を描いた力作長編小説。

  • 冬の評定部屋が素敵。

  • 【P】

  • 「鬼武蔵」の異名をとった猛将森長可の生涯を綴った文庫本。
    信長の小姓として有名な森蘭丸の兄でもある。
    蘭丸を始め本能寺の変で人生が大きく狂ってしまった森家。
    柴田や滝川同様、信長あっての長可という感じ。

  • 織田信長にその勇猛さを認められ「鬼武蔵」の異名をとった森長可。数々の戦場で功名をあげ、順調に地位も信頼も上がっていった。仮にもし自分の身に何か起こっても、弟たちがいる限り何の心配もないと安心していた長可に、残酷な報せが届く。“本能寺の変”――・・・。
    蘭丸、坊丸、力丸と一気に3人の弟を失くし、大きな喪失感を味わう長可。彼の人生の歯車が狂い始める・・・。
    池田恒興の娘・お久との見合いで見せた長政の可愛らしさ、酒飲みだがいざとなると強い家臣、謎の忍び・犬八など、キャラクターに温かみ、深みがあり、読んでいて惹き込まれてしまう作品。

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著者プロフィール

歴史研究家

「2014年 『「地形」で読み解く日本の合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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