お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)

  • PHP研究所
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感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569676241

感想・レビュー・書評

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  • こういう生き方や意見があるのかという意味では非常に興味深いもの,その情報をどのように自分の人生やお金に対する意識に活かせば良いかという答えを探すのは難しかった.

  • 邱永漢さんという人を、はじめて知りました。すごい人がいるなあ。まあなんというか、対話方式の本が私には合わなかっただけです。だって聞きたいこと聞いてくれないうちに、次の話題になるんだもん。お金以外の話をしながら、お金の話をしてくれます。この話しっぷりからわかるように、お金がすべてでは全くない、という本です。

  • なにか対談ものが読みたくて、たまたま手にとったけど、なかなか興味深かった。

    子供にお金のことを覚えさせるには、干渉しない、お小遣い制じゃなく一年分のお金を渡す、ってところは特に共感できた。

    お金の話なんだけど、その話題の周りの人生観もサクサク読めて何となく前向きになれる。

  • 邱「大事業家っていうのは、同じことをくりかえしている人のことでしょう。自分が失敗しないですむとわかっている安全パイだけ振って、拡大していくだけのことですから。それに比べると、ぼくなんか、どこか失敗することを前提として、冒険をやっているようなものですよ」。なるほどなぁと唸らざるを得ない。

  • 儒教の影響を受けている日本では、我々はお金についてじっくり考えようとも思わないが、この本は軽すぎず重すぎず程よい心持ちで「お金」を考える機会を与えてくれる。

  • お金をちゃんと考えることから逃げまわっている
    今のぼくにピツタリの一冊。

    年末に見つけて、新年初買いでお買い求めました。

    更に昨年から「ほぼ日」の虜になってしまったぼくにしてみたら、
    糸井本はまずハズレ無し。

    普段あまりドッグイヤーをつけることは無いですが、
    この本はもう犬まみれ。

    単行本から10年越しの文庫化ですが、
    10年経った今なお新鮮に読める人生のエッセンス満点の一冊。


    タイトルがそうであるように、共感できるポイントも多くて、
    新しい知識を得るというよりも、より強固な自信に繋がる内容でした。


    タイミング的には
    「飽きない商い」というフレーズを知ったその2時間後に
    この本でまったく同じフレーズに出会うという
    必然性も相まってたいへん宜しい一冊でした。


    お金や仕事や生き方にいき詰まっている方
    苦しさを感じている方必見の一冊です。

  • お金のことはもちろんだけど、生き方のこと、働くことなど、幅広い対談になっていました。お金っていうのは大事で決して軽んじてはいけないものだけど、お金をすべての基軸に生きてしまうと結局うまくいかなくて、何より大事なものは、やっぱり楽しいとかおもしろいって自分が思えることなんだなあ、と感じました。

  • いたってまっとうな、お金の話に関する対談。なにがまっとうかというと、お金を汚いものとして扱うのでもなく、神聖なものとして扱うのでもなく、がむしゃらに恋焦がれればいいというのでもない、自然なスタンス。お金を大事に扱えばよい、大事に扱うとは誠実に相対峙することと説く。納得。

  • 糸井さんの本は好きですが、この本の内容は自分にはあまりピンと来なかった。
    本書が悪いというわけではなく、ただ相性の問題。

  • 邱永漢さん、すごい
    ほぼ日の三年後を、“ほぼ”正確にあてている

    なるほど、、、

    「唯一からわないのは『世の中は常にかわる』っていうことぐらい」

    なるほど、、、

    まだまだ、僕には「なるほど」としか言えない
    「あっ!やっぱり!?そうだよね!」
    と言える知識のレベルに達していない
    中には「ん?」と思う事もしばしば
    知識の蓄えがまだまだ乏しいなと思う

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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