お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫)

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569676241

感想・レビュー・書評

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  • ほぼ日刊イトイ新聞に掲載されている邱永漢の小説「西遊記」。その中で孫悟空が三蔵法師に「あなたは慈悲という目ヤニで目が曇っている」と言われるシーンがある。自分が倫理的にいい人間でありたいという思いを表すために、人は事実を見ないようにしてしまっている。「人間はね、自分が見たいものしか見ないんです」「人間の目も耳も口も実はそんなに万能じゃないんです」

  • だいじなのは、容れ物の大きさ。
    林の鳥も海の魚もお金も。

  • 対談本なので、素材そのまま頂いてる感がとてもよかった!

    お金に対して、
    変わりゆくネットビジネスに対して

    御高齢のはずの邱永漢さんが鋭く的確に語っているのがすごい。
    「邱さんより若者の俺がやらずにどうする?」

    と胸に突き刺さる感(ありがとうございます。)



    なによりも今後の人生に大きく影響を与えそうな
    言葉




    糸井 「俺はもうダメかもしれないとか思うことは、ないんですか?」


    邱 「あ、それはもう、しょっちゅう考えますよ。 」


    糸井 「え!? しょっちゅうですか? 」


    邱  「ええ。 」


    糸井 「ぼくも「面白いからです」といってきたんですけど、そういっていると、「あいつは貴重で大事な人間だとか人生だとかっていうものを、ゲーム感覚で遊んでいる」っていわれるんです……。 」



    邱  

    【でも、人生そのものがゲームなんだもの】



    かぁーー!これだー!ってなって

    毎日「人生はゲーム」と念仏の様に唱えています(笑)
    もっともっと楽しんで生きてきます。

    ゲームだって思ってるとなんでも楽しくなるし
    良い意味で肩の力が抜けるんだよね。


    人生の理不尽とか、うまくいかないこと、

    論理的に説明できないこと。

    腑に落ちないこと。
    色々あってわけわかんねー笑
    ってなった。

    それでも楽しんで生きていくっ!



    だって人生そのものがゲームなんだもの

  • 2016/12/18 59

  • 糸井重里と邱永漢の対談。タイトルとはほとんど関係ない。

  • 特に後半から引き込まれた。元気出ます。もう一度最初から読んだら得るものありそう。

  • 「お金を上手に使えるようになりたい」と思っていたので、何かヒントをくれそうな気がして読みました。読み終えて、ぼんやりと、見えてきたような。

  • お金とは早いとこ友好関係を結ぶべき。
    裏切られる可能性も大いにあるけど。

  • 〈今は人が欲しいからお金がいるんです〉

    インターネットビジネスのパイオニアと、お金の神さまが対談。

    お金を使って何がしたいのか。
    何となくお金は汚いものだと思ってるけど、ホントのとこどうなのか。

    優しく対談。
    高校生くらいの人に読んで欲しいお金の本。

    邱さんがお金持ち感MAXなので、そこが最初引っかかるかも笑

  • 微妙

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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