会社の数字を科学する (PHPサイエンス・ワールド新書 13)
- PHP研究所 (2010年1月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569776323
感想・レビュー・書評
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カネを科学する
B/S貸借対照表 P/L損益計算書
社団法人…特定の目的で集まった人
財団法人…特定の目的で集められた金を法律で使い方を定めているもの
その他法人…上記以外
会社を科学する
日本経済の在り方と問題点について、その改善
自分には言葉が難しく、書いてあることを理解することができなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学習はつらいが科学は楽しいというコンセプトで、会社の数字や社会現象を科学として捉えて理解しようという試みが新しい
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面白い部分もあったけど、如何せん微妙。当たり前のことをさもすごいだろ〜みたいに言ってるのがほんと嫌だ
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税務面では課税所得を少なく見せたくなり、株主に対しては利益が出ているように見せたくなるというのは非常に分かりやすい話。実際に税務会計と財務会計は異なるし、一部言われている二重帳簿というのも経営者心理ではありうる話なのだろう。それをルールと規制で抑えているということ。
貸付時には、与信と担保が重要。担保にはモノ・ヒト・カネの3種類というところは分かりやすい。質・抵当、保証につながる。
特別損益を現時点の経営者の力量とせず、営業利益を重視するのはアグリー。ただ、歴代の経営者を含めて、その会社自体の力量を図るには、純利益は必要ということだろう。
最後の方の繰延税金資産のくだりも非常に分かりやすかった。返ってくるはずの税金だとしても、当該期にそれ以上の利益が出ていないとダメということ。
その他、タイトルから予測した内容とは異なるが、頭がすっきりする内容だった。 -
会社の中でよく目にする数字の意味がやっと分かりました。お金に関する数字は、名前と実態が乖離していて分かりにくいものですが、本書のように明確に体系化されるととてもわかりやすいです。ちなみに本書のいう「科学する」とは明確に知識を体系化するとのこと。確かにそういえばその通りです。
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>企業は「特定の目的を持って、計画的かつ継続的に営業する組織」と
定義されます。企業をカネの面から見ると、この「継続的に」が
キーワードです。
―特定の目的とは何でしょう?
起業した人は、起業することで成功者になることが目的だったかも?
会社が大きくなって、起業した人は創業者利益を得て、経営は、
雇われた経営者に引き継がれます。そうすると、この企業の目的が
あやふやになる。雇われた社長を始めとする経営者も従業員も、
できるだけ利益を大きくして、自分の取り分を多くすることを考える。
支えてくれているのは、お客様だということを忘れて・・・ -
財務・会計・投資
カネを科学する。会社を科学する。ファイナンスを科学する。会計を科学する。投資を科学する。
科学するという姿勢。 -
[ 内容 ]
会社に必要なカネを算定・調達する「財務」、カネを管理して明細に報告する「会計」、カネをあるモノにつぎ込む「投資」。
会社員が知っておきたい会社の数字について、本当にわかっている人は実は少ない。
そこで「科学的カネ理解法」で原理原則を確実に押さえよう。
決算書が読めるようになるのはもちろん、自らの仕事に役立つ知識にもなる。
さらにカネにまつわる現象について自分で考え、人に説明できるようになる。
大人気セミナーを書籍化。
[ 目次 ]
第1章 カネを科学する(ファイナンスとは何か;会計とは何か ほか)
第2章 会社を科学する(会社とは何か;会社はどのようなシステムになっているのか ほか)
第3章 ファイナンスを科学する(金融とは何か;エクイティファイナンス、デットファイナンスとは何か ほか)
第4章 会計を科学する(B/Sはどのようなルールになっているのか;P/Lはどのようなルールになっているのか ほか)
第5章 投資を科学する(簿記とは何か;内部統制とは何か ほか)
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