人たらしの流儀

著者 :
  • PHP研究所
3.29
  • (15)
  • (47)
  • (75)
  • (18)
  • (6)
本棚登録 : 494
感想 : 69
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569792231

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 相手に対する魅力を向上させるために必要なもの。ちゃんと儲けて人におごる気概があるか?社会に還元しているか?

  • 20110806

  • intelligent を身につけるには、
    ⇒小説、ノンフィクションを読み疑似体験をする。
    ⇒3カ月程度におき、発酵させる。
    ・ひとたらしであるかどうかは稼いだ金のいくらかを社会に還元できるか?勝間和代は行っている。

  • 元外務省の外交官でその時の経験を活かした執筆活動をしている佐藤優さんの本。
    背任容疑で逮捕、拘留されている間も「起訴休職外務事務官」として活動をされていたのが印象的。

    外交官として最前線にいらっしゃった経験から、「情報取得」こそが自己能力向上の為に大切で、その為に「相手の内在理論をとらえろ」としている。
    人たらし=内在理論の理解者、という意味の本だと思う。
    「相手の立場になって考える」と言い換えてもいらっしゃるが、相手の中に存在する理論を知る事で、行為の前提を認知するということであれば、「立場になる」の非常に具体的な表現だと思った。

    基本的に情報の様々な取得方法と、その捉え方を対人コミュニケーションから読書方法まで言及。
    情報取得は「内在理論の把握」と、意味付けを全編通して置いているので、テーマはかなり多岐に及ぶが読みやすい。
    あと興味深いのは、資本主義や市場経済についての見方が少し独特に感じた。
    おそらくではあるが、社会主義時代のソ連やロシアに外交官として滞在していらっしゃったからだと想像するが、資本主義などを「当たり前のもの」ではなく、他の選択もある中で選択されたものと理解している部分がある様に思えた。
    逆にその分、資本主義や市場経済への深い理解もある様に読み取れて、その部分も面白く感じた。

  • 佐藤優氏による、胆力を、対人関係を鍛えるのを助ける本。
    やっぱり、相手の気持ちになって考えることが大事ってこと。

    嘘をつかずに、嘘をつく「象さんの法則」

  • 著者である佐藤優氏は、元外交官であり、情報分析のエキスパートとして、「外務省のラスプーチン」などの異名をとっています。その著者が情報収集のための人脈構築テクニックを対談形式で教えてくれます。読書の仕方、立食パーティでの立ち居振る舞い、そして飲食店でのお金の払い方まで、具体的な方法が満載です。とはいえ、方法を理解することと実践することはまったく異なります。本書にも書かれていますが、人生で起きる問題は全て応用問題なので、そのまま通用しないのが難しいところです。

    結局、正しい行動をすることが全てということのようです。

    人間の行動には4つのパターンがある。

    1.やるべきことをきちんとやる。
    2.やるべきことを中途半端にしかやらないか、まったくしない。
    3.やってはいけないことをやる。
    4.やってはいけないことをやらない。

    人たらしの条件は、1と4、すなわち「やるべきことをきちんとやり、やってはいけないことを絶対やらない」人になることである。

  • 読書会をすることになったので読みました。

    ふむふむと思うこともあったのだけど、自分はなんというか、意識して人とつながりを作れない(計算して、と言うべきか?)

    ただ例えば普通に誰かと仲良くなりたい!
    と思ったときに使えるのかも。

    会話におけるオウム返しとか
    #ただこれどちらも無口だったらどうするんだろう

    ”人たらし”というのは特に魅力的だとかそういう事じゃなくてマメであることが大事なのかなーとか思ったり。

  • 【新刊情報】人たらしの流儀 - 佐藤 優 http://t.co/UZ9jzwe 391.6/サ 意のままに情報を引き出し、活用し、相手を虜にする! 情報の収集、交渉事のかけひき、人脈の広げ方など、「知の怪人」が国家の重要局面で体得してきた対人術の要諦を伝授。

  • これが日常に染み付いてるんだからやっぱ凄いわ。プライベートとこういうビジネスの両面を兼ね供えたいもんだ

  • まえがきに「胆力は人間関係によってしか鍛えることができない」とある。なので、本当に鍛えたいならこの言葉を信じて、こんな本は適当に読んで、困難な人間関係にぶつかって失敗しては学んでいくしかないのだろう。おそらく佐藤優氏の頭脳のほんの一片を本にしたに過ぎない。自分のような凡人には恐らく想像できない世界だろう。

全69件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤優の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デールカーネギ...
佐藤 優
ハロルド・ジェニ...
池井戸 潤
大前 研一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×