2022――これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.82
  • (362)
  • (515)
  • (366)
  • (83)
  • (25)
本棚登録 : 3888
感想 : 579
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569797601

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・他人をうらまない

    ・失敗を含めて起業、大企業に勤めていること自体が失敗

  • 神田先生の著作にしては具体的方策に欠けていたかと。明治維新同等の価値観の転換が2015年には起こり、会社の在り方、存在意義、価値が変わる。替わりの台頭の筆頭が、社会問題の解決を第一義としたNPO。利益から公益でなく、公益くら利益の順序へと。個人としては会社に依存しない能力の確立を。

  • キーワードは時代の流れと役割。アジアでビジネスをしたい人は読んでないとモグリと思われるような1冊。(1)景気はその国ノ45歳から50歳のミドルが生まれた年から50年後と連動している。

  • 今まで通りのやり方がどんどん通用しなくなる将来に向けてのキャリア論として興味深く読んだ。私がもっとも賛同できる部分は、日本のという枠を超えて、どこででもやっていける能力を養うことの重要性。

  • 日本の行く末を知り、怖くなりました。
    今までの価値観が壊れてしまう、会社に勤める意味さえなくなってしまう。
    これからは起業して、たくさんの人に会おう的なまとめかな。

  • 「憂えているよりは、自分がリーダーであると自覚したほうが楽なのだ」。痺れた。日本経済が縮小していくとしても、特定分野において世界で先駆的な役割を果たす可能性はある。「落ち目」だからこそ、個々人にパラダイムシフトを起こし社会を刷新できるチャンス。

  • 2022年には一端日本は落ち込むがその後日本は世界のリーダーとして活躍する時代がやってくる。それは日本としてではなく、アジアの日本として活躍の場になるであろう。その10年後に自分自身がどうなったいるかを確かめたい。

  • 冒頭は非常に惹き込まれた。
    ただ、標題と内容のつながりがイマイチ納得できない部分もあり。
    参考になった部分も大いにあるし、人気のある方のようなので、今後ほかの著書も読んでみたい。

  • 景気は46から50歳の人口の増減によって決まる。
     この世代は人生でも最もお金を使う年代。
     日本のバブル経済崩壊は団塊世代の消費のピークを超えたとたんに起こった。
     次のピークは団塊ジュニア。これから10年は続く。

     中国は2025年ころまで成長する。その後は一人っ子政策による危機。
     高齢化も急速に進む。
     その後、東南アジア、インドに成長のピークが移る。

    イノベーションを支える市場は30代40代の欲しがる商品から、高齢者にシフト。
    2025年に中国は3億人が高齢者に。
    日本がアジアのリーダーになれる可能性がある。

    iPHONEの寿命は2016年。
     導入期→成長期→成熟期。
     導入の2倍が成熟期の終わり。3倍が成熟期の終わり。
     成長期の始まりは成長スピードが速くなり、
     ライバルが一気に参入、価格が安くなり始める時期。
     iPHONE 4Sは成長期のど真ん中。
     成熟期はライバルが増えすぎ、モデルサイクルが短くなる。

    会社の盛期は1983年での30年から2008年は10.5年と、1/3になっており、
    ライフサイクルは晩年。
    2024年には会社というコンセプトの寿命がくる。

    事業の実質寿命は、もはや6年。
     成長期は2年しか続かないので、
     事業を立ち上げた人以外は、会社では人が育たない。
     事業を自動化して人手がかからないシステムにしてしまうことが必要。
     大企業ではリスク回避のため、プロセスを重視すると時間がかかり、
     ライフサイクルの短い事業と相反する。
      0から1を生み出す経験がつめない。
      唯一、会社が提供できることは、経験。

    ライフサイクル末期では古き価値観を手放し、新しき価値観を創造すること。
    壁が無い自由な世界へ飛び立つことを選択しなけらばならない。

    「社会に良いことをしなけらば儲からない」
     2015年以降、会社に代わり、NPOが社会の中核的組織に。

    高校生へのアドバイス。
     1.まず、海外留学。まず英語、そして中国語。
     2.ボランティア体験。新しい世界への扉になる。
     3.優秀な人材の集まる場所の空気を吸え。そこで経験を積む。

    イン・フォメーションから、エクス・フォーメーションへ。
     自らを表現することを通して世界に貢献する。
     教えるものが一番学べる。

    組織が動かなくなる理由。
     経営効率化/商品革新性/顧客との親近感 のぶつかり合い。

     コアの文化を明確にする。自社の強みとは何か?経営者の強みではなく。
     強み以外は切り離す。アウトソースしてスピードを上げる。

     今、息苦しく感じているのは、革新性・共感力に優れた社員。
     環境を変えることで能力を発揮する。

    40代はライフワークを自ら始められる力をつける。
    起業力=生きる力。

  • 歴史は70年周期で巡っている。次の変化点は2015年。
    2015年には私たちは何も無いことを知ることになる
    景気は46~50歳の人口の増減で決まる→2020~2025まで中国経済は大きく成長する
    高齢化社会において、イノベーションを支える市場は高齢者にシフトしていく
    =健康、医療、介護、旅行
    西洋文化を取り入れた日本はこれから成長するアジア地域と世界との橋渡しの役割を担うべきだ
    製品のライフサイクルが短くなった→事業立ち上げの機会が減り社員が育ちにくくなった。→経験をつめなければ会社に残る価値なし
    会社という器にとらわれない社会が始まる
    ①海外留学(英語、中国語)②ボランティア経験③優秀な人材が集まる場所の空気を吸う
    目の前の仕事において結果を出しつつ未来を見ている人達と連携を取り新たな時代にシフトした時にリーダーシップをとれる準備をしておく
    2011年より経営の効率化から顧客との親近感が求められる市場に変化してきた
    人生7年節目説

全579件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

経営・マーケティングコンサルタント、作家/アルマ・クリエイション株式会社代表取締役/NPO法人学修デザイナー協会・理事
上智大学外国語学部卒。ニューヨーク大学経済学修士(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営学修士(MBA)取得。大学3年次に外交官試験合格、4年次より外務省経済局に勤務。その後、米国家電メーカー日本代表を経て経営コンサルタントとして独立。多数の成功企業やベストセラー作家を育成し、総合ビジネス誌では「日本のトップマーケター」に選出。2012年、大手ネット書店の年間ビジネス書売上ランキング第1位。18年、マーケティング分野で歴史的権威があるDMA国際ECHO賞の国際審査員に抜擢。2019年・2020年、「社長の成績表」(古田土会計主催)にて、2,400社超中、2年連続No.1に。ビジネス分野のみならず、教育界でも精力的な活動を行っている。

「2022年 『未来実現マーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神田昌典の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
ブライアン・トレ...
ウォルター・アイ...
シーナ・アイエン...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×