婚活食堂 3 (PHP文芸文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569900605

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  • オーディブルにて。
    ながら聴きにちょうどいい。こんなにサクサクとカップル成立するお店、近くにほしい。

  • 「春野菜に愛を込めて」
    赤裸々に語られる言葉に。
    親として心配になる気持ちは分からなくないが、本人に確認もとらずに勝手に申し込むのはどうなのだろ。
    大型連休なのだから有名どころなんて混むのは当たり前であるのだから、教えてもらったら直ぐに動くべきだったな。

    「苺の名前は「恋みのり」」
    長期休暇に友達と出かけ。
    一番長く見ている姿を追いかけがちなのは分かるが、学校で体験出来ること以外にも学べる場が少ないのは確かなのかもな。
    システムとしては利点が多いかもしれないが、普段か沢山会話をして十分に人柄を知らなければ大変なのではないか。

    「高嶺のヴィシソワーズ」
    予想外の場所での出会い。
    離婚歴があったとしても理由を聞いた時に話してもらえたら、それだけでも相手への印象は変わり特に気にならないだろう。
    研究してきた成果を発表しているだけなのに、その論文を公表するために教授の流派も考慮するのは大変過ぎるだろ。

    「ゴーヤサラダは恋の味」
    デートよりも重要な仕事。
    今までとは全く違う大きな事柄で張り切ってしまうのは仕方ないが、無理しすぎないよう気にかけたくなってしまうだろう。
    オフの状態で会うのは当たり前だろうが、もしも嫁いだ時のことを考えると一度見学しておくのも重要なことかもな。

    「眠れぬホタテのバター焼き」
    イニシャルが示す人物は。
    どれだけ否定の声をあげたとしても、加害者だと思われている限り事実を話したとしても嘘だと決めつけられて大変だろう。
    間違いは誰にだってあるとはいえ、何度か通院している間に経過観察のための再検査は行われることは無かったのか。

  • トマト

  • 元占い師の恵が営むおでん居酒屋、婚活食堂を訪れる客の「婚活」のショートストーリー。
    ドラマ化もされた人気シリーズの第3弾。
    今回は親同士の代理婚活、高齢未亡人の婚活パーティーなど面白いストーリーが満載でした。

  • みーんな幸せになっていく〜

  • お酒は飲めませんが、日本酒飲みたくなります。
    自分の人生の幅狭さもシリーズを通して痛感します。
    人生って色々ですね。

  • あっという間に3巻読み切りました。サーモンと春キャベツのレシピ作ってみたいです。美味しそうなレシピと恵の心の温かさや真面目に生きていく姿、めぐみ食堂に来るお客様を思いやる気持ちなど読んでいて気持ちいいですね。

  • 婚活食堂シリーズの第三巻です。
    農園に子供を連れて行く話から、代理婚活やパワハラ訴訟など様々な出来事が起こります。

    占いの力を取り戻しつつある恵にも注目です。

  • シリーズの中の登場人物が出てきたりするため続き物としても楽しめる反面、新しい話も疾走感あって楽しい☺️最後どうなったかが気になる

  • 前巻までの婚活とお料理に加えて、子供たちの農業体験やパワハラ訴訟など社会問題等も取り上げられて、一段とパワーアップしているように思います。

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著者プロフィール

1958年、東京都江戸川区生まれ。早稲田大学文学部卒業。松竹シナリオ研究所で学び、脚本家を目指し、プロットライターとして活動。その後、丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務しながら、小説の執筆に取り組む。2007年、『邪剣始末』で作家デビュー。2013年、『月下上海』で第20回松本清張賞を受賞。その他の著書に「婚活食堂」「食堂のおばちゃん」「ゆうれい居酒屋」シリーズや、『風待心中』『ゆうれい居酒屋』『恋形見』『いつでも母と』、共著に『猿と猿回し』などがある。

「2023年 『婚活食堂9』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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