- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238983
感想・レビュー・書評
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「MAZE」、「クレオパトラの夢」に続く12年ぶりの神原恵弥シリーズ第3弾。覚えてませんて、12年も前の事なんて(笑。このところ挫折続きで2年ぶりに完読できた恩田作品ですが、本作は逆に軽薄すぎて全く物足りません。「夜のピクニック」移行どうにも相性が悪いようです。
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トルコに住みたくなった。931部隊のこととか書いてて、戦後平和の時代だからいいなと思った。
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MAZE、クレオパトラの夢に出てくる神原恵弥の最新作。
このシリーズ、回を追うごとに難しくなってる気がする……笑。今回もウイルスの歴史や社会情勢がベースにあるからwikiりながら読みました 笑。
恩田さんならではのどんどん謎が増える感じは大好きやけど、少し中だるみがあったかなー。
あ、でも近年では珍しく謎はほぼ綺麗に回収されてます。恩田節は軽めかな。
恵弥のキャラはすごく好きなんだけど、主人公は第三者の方が読みやすいかなーってのも思ったり。
恵弥が賢すぎて……笑。
そして、見たモノを立体映像化できる能力って「きのうの世界」にも出てきたけど、持つ人によってこんなにもちがうんだなーとか思ったり 笑。市川さんも恵弥ぐらい強かならああはならなかったんじゃないかと。 -
ミステリーとしてはいまいちだけど、登場人物の魅力と海外旅行の楽しさを堪能した。題名にもなってるブラックベルベットについてくらいはもう少し解明して欲しかった。っていうかどこかに説明あったのかな?
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最初の雰囲気はすごく好きなんだけど最後の肩すかし感がどうも。殺人事件の下りも微妙だし。
ただ、続編につながりそうな布石が何個か出てきたのな楽しみではある。 -
うわーっと盛り上がってた割に最後はわりと拍子抜けな終わり方ではありましたが、それも含めて恩田陸らしい^_^
この人はエンターテイナーだなぁ…そこがすごく好き。
舞台になってるトルコは前から興味あったけど、これ読んでさらに行ってみたくなりました。 -
めぐみ以外のいろんな設定をおぼえていなかった。相変わらずの肩透かし感だけど、はだになじむ。絨毯のエピソードはエピタフに出てきたなぁとか、アリスは薔薇のなかの蛇のあの家の子かぁとか要するに友達はあの子だなぁとか思いました。
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神原さん振り回される、の巻。軽快なやりとりや時にドキドキする場面など醍醐味は前作までのそのまんま、でしたが多少スッキリ感が多すぎて「あー、面白かった」という普通の感想になるのが良いのか悪いのか…笑。欲を言えばもう少し神原さんの活躍を見たかったかな、と思います。もちろん主役は彼(彼女)なんだけど、アタフタして終わり、という感じだったので。「コーヒー、飲む?」と同じ調子で「殺して、いい?」と言うエディがツボでした。続編また出るのかなぁ…。楽しみに気長に待ちたいと思います♪