ブラック・ベルベット

著者 : 恩田陸

• 双葉社 (2015年5月20日発売)

感想・レビュー・書評

[fyukawaさんの感想 · 2016年1月18日]

色んな陰謀が交錯してるけど、登場人物に悪人はいなかったね。

[ayaponさんの感想 · 2016年1月16日]

これシリーズものだったのか……。前2冊読んでない。個人的にはあまり好きではない方の恩田陸。

[わかなさんの感想 · 2016年1月10日]

近年の恩田陸作品の中では好きなやつ。外国へ行くからかな。恵弥ちゃんシリーズで伏線も回収する仕様です。ただ、伏線回収したらしたで、回収しないのが恩田陸だろとも思うってゆうね。シリーズ読んでないとなんだそりゃかも。

[なーさんの感想 · 2015年12月11日]

恵弥のオネエっぷり健在。
恩田には珍しい(⁈)伏線総回収で、読後感スッキリ。
T共和国のイスタンブールって、国名を伏せる意味はわかんなかったけど、ステキな街〜！行ってみたい〜（≧∇≦）

[hiromiffy7742さんの感想 · 2015年12月1日]

おねえの製薬業界にいる主人公が薬のタネを探しにトルコに行ったかま、そこでいろんな事件に巻き込まれる。

[tamakoさんの感想 · 2015年11月22日]

外資系製薬会社のウイルスハンター神原恵弥シリーズ第３弾。第１弾の『MAZE』はほとんど記憶に残っていないが、それほど支障はなかった。
今回は医薬品の見本市のためという名目でT共和国へ。その裏には二つの目的があったのだが…
この国で消息を絶った科学者、謎のクスリD・F、暗躍するアンタレス、全身に黒い苔が生えた死体…と謎が謎を呼ぶ展開で、終盤まではたいへんワクワクしながら読んだ。
しかし、結局恵弥が旧友たちと旅をしつつ周囲に振り回されているうちに勝手に事件が展開して収束したというか、昨今の著者の傾向からいって広げた風呂敷を放置したまま終わりというのも覚悟していた分、妙にちんまりとたたまさって終わったラストにちょっと物足りなさを感じた。恵弥のキャラは好きなのでまだシリーズは続けてほしいけど…

[flyingcatkikiさんの感想 · 2015年11月10日]

これくらいの重さだったっけな、という印象

[でかさんの感想 · 2015年10月28日]

この喋り方がしっくりくる。面白かったけど、全部実体が無かったのが残念だった。もし存在していたらもっと冒険は続いたのにと思ってしまった。

[yuyuchi84さんの感想 · 2015年10月25日]

イスタンブールと明記しておきながら、何故国名はイニシャル？恩田陸はゲイやバイセクシャルの男性の扱い方を上手。恵弥が女言葉の理由の一つに女系家族で生まれ育ったからとあるが、最近の女性って女言葉使わないよね。わよとかのよって使うのは専らオネエだ。

[solala06さんの感想 · 2015年10月8日]

まさかの橘さん登場。
お父さんとのアレコレ読みたかったな･･･････(ボソッ)
あと満がほんと私はナイスキャラだと思うのよ。

[f0314087さん · 2017/09/11]

こちらこそお付き合いいただいて有難うございます(笑)

いいですね～！！恵弥は優しいですよね！！まぁ姉とかに反論するよりは言う事聞いた方が省エネ、という打算かもしれませんが
例えば蒔生みたいなタイプは絶対、付き合ってくれないと思うんです。(酷い）

満さん。。食べたいものを絶対作ってくれますよね。。
そしたらお酒だけでなく食事も出来るのし、本当、入り浸りたいです。。
楽しい会話が出来るお店って、だから常連さんがいるのでしょうか、
恵弥、フリーになったら、副業可能ですよ！！(笑)

恩田先生や作家の方って食事とかお酒の席とか、どんな会話をなさるんでしょうかね。
安楽椅子探偵みたいに、それこそバーに来るお客様の謎を解いてしまう、みたいなのとか。。
(自分の想像力の低さが憎い。。きっと“お酒”をテーマにって依頼が来たら、きっとびっくりするようなお話を先生は作れるんでしょうね。。
今北村薫氏の『円紫さん』シリーズに手を出そうとしていまして、トリック重視より、会話や観察から成るミステリーだったらイケるかな、と。。）

初期のクレヨンしんちゃんの映画って今思うと絶対オカマの方登場してたのですが、
当時は差別とかという発想は無く、単純に
強くて、可愛らしくて、好きでした。
というわけで、『失われた地図』読んでみたいです。
きっと、良いキャラだと思うんです。

恵弥シリーズも続編、楽しみです！！

[f0314087さん · 2017/09/19]

ナルホド、確かに営業スキル高そうですし、自分親身になってくれてると騙される自信あります。。
節子さん！！　本当、姉御って感じですもんね～。いとこのお姉さんが節子さんだったら、凄く頼ってしまいそうです。
うわ～、有難うございます！！自分も、色々妄想上の展開をはきだせて嬉しいです(笑)

いいですね…。割烹的な。
満のトルコのお店もそこそこ繁盛していましたし、絶対居心地良い空間なんでしょうね…。
自分も『ノンタンの誕生日』のクッキーとか、『くいしんぼうのもぐもぐ』とか
『おばけのてんぷら』とか、要はシリーズの中で一番好きなのは食べ物の登場する巻です！！
『木曜組曲』の会話も素敵ですし、何よりあんな美味しい手料理が食べられるのが羨ましいです。。
会話も食事シーンも！！確かに両方楽しめる作品最高ですね！！

北村先生は自分もまだ開拓途中なのですが、恩田先生同様作中で他作品がたくさん紹介されてて、知識欲が刺激されます。。
本当、読みたい本がありすぎて。。

『ヘンダーランド』でしたっけ懐かしい(笑)
『図書館戦争』じゃないですけど、変な方向に規制が働いていたら残念ですね。。。
この間の『パイレーツオブカリビアン』アトラクションの人身売買シーンを無くす云々みたいな。

なんと！！新情報有難うございます(笑)
気になります！！

この間ミステリーの食事がテーマの短編集を読んだのですが
テーマ別で作品を選ぶのも面白いですよね。

それでは
恩田先生の描く、男性でありながら女性的？な登場人物を追っかけていきます！！(笑)
有難うございます！！

[f0314087さん · 2017/09/29]

ナルホド。。。自分は節子さんと彰彦さんコンビの会話もほのぼのしていて好きです。。。
節子さんは誰と組んでもどんなグループでもムードメーカーで、「強い女性」で憧れますねぇ。。

割烹いいですねぇ。。でも長期にわたる臨時休業も多そうですよね(笑)

夜行列車も知的な女子会も憧れます！！しかもSNS無くてどんどん展開していく会話とか。。。
今は仲良いと逆に携帯チェック気軽にしちゃいますからね。。
美輪明宏が教養があると『～の音楽みたいな？』『～の映画の雰囲気？』と舞台を作る時イメージが共有しやすいと何かで書いていたんですが
自分も恩田先生作品の登場人物の方たちと語れるレベルになりたいです。。。

ドラえもんの映画シリーズもリメイク版はちょっと物足りないんですよね。（鉄人兵団とか魔界とか、恐さ半減というか。。）

子供向けでもいいと思うのに
アニメが深夜ばかりになったのも規制関連なんでしょうかね？？

難しいですね。。。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。