- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575520323
感想・レビュー・書評
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清貴は何でもそつなくこなしてしまうんだなあ。こんなにすごいんだったら、オーナーに連れまわされたくらいで京大に落ちるとは思えないんだけれど。
そして、葵が性格良いのは分かるけれど、ここまでデレデレだと、何だか違和感。まあ、それもラノベってことなのかな。
最近思うのだけれど、「~しまして」とか「~でして」という言い回しがやたら多くて、食傷気味。作者の口癖なのか?
シリーズ8巻目ともなると、そろそろいいかな、という気もして来る。いや、清貴のキャラクターは好きなのだけれども。この辺で完結してくれると嬉しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
清貴が社会人、葵が大学生となってからのストーリー。
清貴がよその店や博物館に修行に出たため、修行先の話や、葵の大学での話が少し出てくる。
特になにかが進むというわけでもなく、日常の謎解きがある。
どのライトノベルでもそうなんだけど、付き合い出した後の人物の豹変の仕方が気持ち悪くてダメなんだよねw
単純にきゅんきゅんするならいいのだけど、無理にベタ惚れさせてる描写が痛すぎて。
まあ、10代向けのライトノベルだから仕方ないかと思うが、だんだんそれが原因で読まなくなるw -
清貴の色々な面が見れて楽しい。
デッレデレ過ぎて何やら可愛いです。普段変にスマートなので、さらに増したギャップが笑える。 -
発売直後に手にしたのに、引っ越し準備等で読み切れず、半年以上たって漸く読了。ホームズさんが社会人デビューし、修行編です。葵も大学生になったけど、今のところあまり変化はない模様。京都の近くに住んでいるうちに、吉兆松花堂店の松花堂弁当を食べておきたかった…もうチャンスはあるまい(涙)。円生が身近な存在になったので、今後もホームズのライバルとして火花を散らしてくれることでしょう。楽しみです。
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<内容紹介より>
高校を卒業した葵は、無事、念願の京都府立大学に合格した。清貴も京大大学院を卒業し、ようやく2人の仲も縮まるかも……と思っていた矢先、なんとオーナーの一言で、社会勉強のため清貴は京都の街の外に修業に行くことになった。最初の修行先は、八幡市にある松花堂美術館。大学が休みの日、葵は同級生の香織と一緒に、こっそり清貴の様子を見に行くが、そこで思わぬ事件が3人を待っていた⁉――大ヒット・キャラクター小説、第8弾!
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葵や清貴、香織など普段のメンバーの中では大きなトラブルが起こることもなく、淡々と(ある意味周囲では「事件」が起こっているので、”平穏無事”ではないのかもしれませんが)日常生活を送っている様子が描かれています。
葵と清貴の「進展」も今まで通り、遅々として進まず、そこがまたほほえましいのかもしれません。
贋作師として暗躍し、清貴と葵に挑み続けていた円生ですが、オーナーの親友(?)柳原先生に見いだされ、弟子として鑑定士デビューを果たします。
自らの過去を明らかにし、清貴の「ライバル」としてこれからの活躍が期待される円生のこれからにも期待が高まります。 -
小説などの登場人物は、歳をとらないことで、世俗でアリがちな出来事から遠ざかって、物語が複雑化することを避けていたりしますが、この作品では、登場人物の年齢を重ねて行きます。と言う事は、このシリーズは、二人が結婚するまで行くんですかね?
それと、ホームズが、香織の“息子”になったりするんでしょうかね? -
2017年9月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ8作目。3話の連作短編+掌編。この路線は、あまり好みではありません。掌編に円生が登場していましたが、ホームズにライバルは必要で、丁々発止な出来事や事件が必要だと思います。
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このシリーズも8作目。葵も女子大生になって清貴も無事に大学院を卒業して、ようやく?と思ったところにまさかの修行。今回は石清水八幡が舞台でとても行きたくなりました。京都が舞台だと本当に読んでて楽しい。次回にも期待。