夏燕ノ道 ─ 居眠り磐音江戸双紙 14 (双葉文庫) (双葉文庫 さ 19-14 居眠り磐音江戸双紙)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575662177

感想・レビュー・書評

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  • 14
    日光。出発前は慌ただしさが出ていて良かったのに出発後はなんだか…登場人物多すぎで速読では理解が追いつかず、と思ったら結構おもしろかった(霧子の云々不用・・・)
    浪人なのに幕府中枢に名を知られ拝謁出来ちゃうあたり、もう現実味がなくなってきた。もはやバックが大きすぎて敵なしでは?磐音の言動と周りの磐音への扱いに隔たりが大きすぎて磐音はどこへ向かっているのやら。 

  • 日光社参編ですが、磐音の父も江戸へ。
    田沼側の刺客がお忍びで同行した家基を狙います。もちろん磐音がついているのですが、そこには強力な援軍も。
    雑賀衆が出てきたりして、改めて雑賀衆がどこの出身なのかとかいろいろ調べてみるきっかけにもなりました。
    将軍様の覚えもめでたい磐音は、それでもこのまま浪人?

  • 日光社参です(14巻)
    雑賀衆(下忍集団)霧子登場!
    社参に同行する今津屋の老分由蔵と磐音
    トコロガ次の将軍(予定)家基様も日光に
    向かうこととなり佐々木玲圓と共に影警護

    敵がはっきりしてきました

  • 将軍家治の日光社参に伴って家基の隋身となる磐音。
    家基と磐音のやり取りがいいです。
    そしてとうとうおこんさんを嫁にもらうことが決定。
    これからが楽しみだ。

  • 舞台は江戸を離れ日光への同行が始まりました。
    この話が史実だったら興味深いですね。
    最後の情けが今後の展開に気になりますが…

  • おいおい、磐音さんよー。いきなりおこんさんと結婚話ですかい!って感じの電撃な一巻。い、いつのまに…という感じではあったのだけれど、まあこうなってほしいと思ってはいたのでよかったのではないかと。けど、あの時代に武士と町娘が結婚なんてできたのかねえ。嫡男が町娘と結婚するのを黙って許す国家老ってのもちょっと微妙気もするけど。白鶴とのけじめはどうするのか…と、いらぬ方向ばかりを考えてしまいました。でもおこんはいい娘だし、こうなってくれればいいと思っていたので嬉しいのは嬉しい。でも複雑…という感じ。将軍様の日光社参も無事終わったし、次の将軍家基もなかなかの人物だったし、まあ一介の浪人者がいくら腕がたつとはいえ将軍にまで拝謁するなんてことは普通ならないだろうけれども、そこは物語だし、磐音がしっかり活躍できるのもいいかな。

  • 江戸ものに興味を持ったので、購入。
    止まらず一ヶ月で30冊読了。
    しきたりとか家とか伝統とか、かなりいらないものだと思っていたけど、
    そういうものの価値も素直に受け取れそうな気がしてきた。
    途中からは、エンターテイメント性が強まってきて。。
    30冊も出てると途中で何度かカラーが変わってきてそれもおもしろい。

  • みんなに好かれて、頼りにされる磐音さん。
    とうとう徳川のお殿様(10代将軍家治)にまで気に入られちゃったよ。
    さらにそのお世継にも好かれて、全く将来安泰ですね。

    でも磐音さん。
    やさしい実高様(磐音が抜けた藩の殿様)を見捨てるようなことはしないでよ。


    って、あれ?
    11代将軍(家斉)って、家治の息子(家基)じゃないやん!
    えっ、あの優秀な息子は後を継げないの?!
    死んでしまうのかなあ。。。
    ん〜、調べないで話の続きに出てくるのを楽しみにしておこう。

  • 居眠り磐音シリーズの14〜十代将軍・家治の日光社参がいよいよ始まるが,両替商の後見とは別の仕事である,田沼意次による世子・家基暗殺計画が発覚し,急遽,家基も日光への旅立の護衛という役割が加わる〜なるほど・なるほど,そうなるか

  • ずーっと準備してきた日光社参がいよいよ行われて、あちこちから頼りにされる磐音。とうとう将軍跡継ぎのおしのびの旅に直接同行することになって、御側近くで親しくお話しちゃう&今までの悩み事とか話しちゃったりvv その間にも強請たかりを退治したり、仕事をしない勘定方の上役を諌めたりと忙しい。佐々木先生も活躍し、初鰹に鮎、道中の卵かけご飯とお味も盛りだくさんの楽しい巻。道場の若者や鐘四郎師範もちゃんと登場vv

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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